

あざらしシンイチ
@reads0106
社会科学系の大学院生。評論や専門書を主に読みます。最近ミステリー小説も読み始めました。ハリーポッター原著通読中。
- 2026年6月25日
死んだら永遠に休めます遠坂八重読み終わった - 2026年6月25日
変な絵雨穴読み終わった - 2026年6月25日
- 2026年6月25日
変な家雨穴読み終わった - 2026年6月25日
BUTTER柚木麻子読み終わったAudibleで一気に聴いた。あんまり感想がまとまらないし、え?あれ?そっちに行くの?みたいな展開も多くて理解しきれてないかも。他人をケアすることで自分もケアできる、その逆も然りってことなのかなあ?途中で里佳も言っていた「家族の在り方も多様化してる」的な台詞を体現してる最後でもあるのかも?緩やかな紐帯みたいな。食事とセルフケア、ステレオティピカルな関係よりももう少しゆるやかな関係、みたいなのはよくあるオルタナティブな選択肢だと思うので、面白かったし楽しく読めたとはいえ、こんなに色んな国でベストセラーになるほどかなという気持ちにもなった。そうは言っても、実践は容易でないし、現実での問題や不満は根深いということなんだろうか。 今回の一件を受けて大きく変わった里佳と伶子、篠井さんに対して、梶井も途中まで色々取材の影響を受けてきてるのかなあと思いきや、最後まであんまり変わってないという。もちろん里佳の梶井への見方は変化したんだろうけども、彼女も主観も信用できないというか、思い込みが強めではあるというか。特に最後の方の"ほのめかし"は正直そんなことはなくないか?みたいな部分もあり。梶井の主張と関係者への取材でのズレから、主観に生きているんだなということが中盤からわかってくるわけだけど、それは結局すべての登場人物、ひいてはすべての人間に共通することで、客観的な真実見たいのはないんだなという気持ちを新たにした。 - 2026年5月25日
フランケンシュタインメアリ・ウルストンクラフト・シェリー,小林章夫読み終わった中公新書の批評理論の本を読む前に自分で読んでみようと思って読んだ。素朴に怪物の方が可哀想すぎないかという感想が強い。まったくヴィクターとかウォルトンに共感できず、??って感じ。 - 2026年5月20日
- 2026年5月19日
なぜ男女格差はなくならないのか田中世紀読み終わったAudibleで聴いた。意図的にテクニカルタームを排除しているので、比較的誰にでも読みやすいと感じた。 が、途中で著者自身が言うように、なまじ知識があるが故にうーんと思う箇所もあった。降ろしてきた強火のアンチDEI論者センサーによると、途中の箇所で脱落を生むのではないかという気がした。この手のイデオロギー的な対立がある問題は論理の飛躍や厳密性に対する寛容度を立場ごとに変えてしまうため、難しいなあという想い。後半は言いたいことはわかるし、最終的な目標としては賛成するが、それを達成するための介入がそれ(だけ)でいいのかには疑問が残る。 - 2026年5月19日
- 2026年5月6日
- 2026年4月29日
- 2026年4月22日
- 2026年4月22日
イスラエル 人類史上最もやっかいな問題ダニエル・ソカッチ,鬼澤忍ちょっと開いた増補新版が出ていてそのうち図書館に入るだろうから、その前にざっくりと聴いておこうと1/3くらいAudibleで聴いたが、ちょっと難しかった。3倍速なのがさすがにいけないか...紙の本だと主要な人物の似顔絵?的なイラストがあるので、それを見ながらの方が頭に入ってくると思う。今度再挑戦する。 - 2026年4月22日
- 2026年4月13日
- 2026年4月10日
- 2026年4月9日
ジェンダー史10講姫岡とし子読み終わったずっと前に紙で購入して積んでいたが、今回Audibleで聴いた。そこまで期待していなかったがなかなか蒙が啓かれる経験だった。抽象的に認識していたことがいくつか具体例を伴って紹介されており非常に興味深い。特に、マルクス主義的な歴史学において、近代化が女性の解放に繋がったという発展史・進歩史観が一般的だったのに対し、実証的な歴史学は必ずしもそうではないことを明らかにしたなど、単にジェンダーの観点から歴史を見てみたというよりは、ジェンダー史"学"の貢献をそれまでの歴史学と対照する形で紹介している部分が良い。 - 2026年4月8日Free and EqualDaniel Chandler読み始めた
- 2026年4月3日
トランスジェンダーの生活史宮田りりぃ読み終わった当事者の語りは探せばネット上で見られるものかもしれないが、複数人の生活史の形でまとまって読めるのが嬉しい。 当然だが一口にトランスジェンダーといっても、個人個人が経験してきたことや捉え方、価値観は異なる。人間数人いれば多様性が生まれるのが自然なのか、性別越境に至るまでの過程やそこにおける自己の解釈が本当に多様だった。 博士論文を書籍化したものなので、少々硬い箇所もあったものの、200p程度と短く、全体的に読みやすい。特に女装者に関する章は興味深く、パートタイム/フルタイムの性別越境という概念は新鮮だった。人によっては、そして所属する社会やコミュニティ、家庭によってはフルタイムの完全な性別移行が難しいことがあり得るのだから、"表"向きには割り当てられた性の規範に沿って生活しつつ、別のコミュニティでパートタイムの性別越境を行ない、過ごすことで折り合いをつける当事者もいるということだ。 トランスジェンダーをめぐる制度的背景や概念的フレームワークなど知らないこともいくつかあり、よい読書体験だった。 とてもセンシティブなトピックかもしれないが、逆に周りの人間の語りを聞きたい気持ちにもなった。 - 2026年4月3日
女ことばってなんなのかしら?平野卿子読み終わったAudibleで聴いた。女ことばから始めて日本と西欧の文化や言語、ジェンダー観についてさまざまに論じる。途中で紹介されていた松村栄子『僕はかぐや姫』が面白そうで買ってしまった。 最終的に日本の女ことば的語彙や表現よりも、西欧社会にも存在する女性的な言い回しこそがジェンダー格差を維持し続けている言語的原因だとしている。すなわち(一人称に関する男女間での語彙の数の差など、歴史的負の遺産はあれど)明治時代に生み出された女ことばそれ自体はもはや若年層の間で使われているようなものではなく、仮に使われていたとしても発言の意図を伝えることを妨げるものではないのに対し、"女性的な"婉曲表現こそが女性の意見を通すことの実質的な妨げになるということだ。
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