

あざらしシンイチ
@reads0106
社会科学系の大学院生。評論や専門書を主に読みます。最近ミステリー小説も読み始めました。ハリーポッター原著通読中。
- 2026年9月19日
日本軍慰安婦吉見義明読み終わった - 2026年9月16日
日本軍慰安婦吉見義明読んでるAudibleで聴いている。以下、具体的な証言のうち印象に残ったものを挙げていくが、ショッキングな内容が多く、テーマからして当然ながら、気軽に読むような本ではない。こうしたことが今なお世界各地で行われているのだと想像するだけで、吐き気を催すような気分になる。本当に戦争はよくないし、ひとたび起きてしまえば、いくら規律を正そうとしても、少なからずこのような悲惨な行為が生じてしまうのだなと思う。 慰安所以外での強制について、被害者からの訴えがなければ強制とはみなされないという制度のもと、加害を明るみに出さないために、姦淫したうえで被害者を殺害するケースもあったという。また、人種主義的な蔑視を端的に示すエピソードとして、中国に出征中、女性を強制したうえで殺害することを常としていた軍人が、あるとき、中国人と結婚して横浜から中国へ移り住んでいた日本人女性に拒絶されたことをきっかけに、そうした行動がなりを潜めた、という証言も紹介されている。 こうした、あまりにも酷い証言が多数収録されていて、ただただ気が滅入る。 - 2026年9月13日
- 2026年9月11日
- 2026年9月11日
会話の0.2秒を言語学する水野太貴読み終わったAudibleで聴いた。あとがきでちょっと泣きそうになった。非常に構成が上手く、説明もわかりやすいので、(3.5倍速でも)スーッと頭に入ってきた。すごいxゆる言語学ラジオ系列の番組でいろいろ聞いた覚えのある話が多くあったが、会話の0.2秒の謎という切り口で紹介されたことで、改めて体系化された気がするし、復習にもなってよかった。彼らのような人文学の捉え方がもっと広まってくれればよいと思う。 - 2026年9月10日
読み終わった時制とか比較とか冠詞とか、全部ノリと勢いで使ってるなあと思い、引っ張り出してきて通読。直感的な説明でとってもためになったし、そもそも文法事項として知らなかったことがたくさんあって勉強になった。 ただまあ、自分の感覚からしてもちょっと極端に単純化しすぎか?という箇所も多々ある。受験生が英作文対策として、あるいはこれからも英語を磨くつもりのある学習者が、最初に意識することとして「この用法はこのくらいのつもりで使え」と刷り込むには有用だと思う一方、率直に言って間違いと言ってもよい断定が多くあるので、学び続ける意思を持とうという感じか。 受験生だった当時から知る人ぞ知るという名著 (研究室でこれに取り組んでいたら、研究科の同期にそれいいよねと声をかけられるくらいには有名?) でおそらく今でもそうだろうが、最近の受験生や社会人により広く訴えかけていくためにも、音声ダウンロードとKindle版の出版を強く望む。 - 2026年8月30日
- 2026年8月30日
読み終わったAudibleで聴いた。ちょっと十分に咀嚼できてないからまた紙で読みたい。 それはそうとして、戦前日本の軍隊の国民に対して向ける目線が極めて冷ややかだったことに改めて驚いた。またこれは引用されてる個々人に特有のものなのかもしれないが、自衛隊の幹部のなかにもこれと共通する部分があるのも怖い話だ。国防というのはどうしようもなく専門的でプロフェッショナルな領域であり、その性質上国民にすべての情報を知らせることができないのはわかる。さらに訓練を受けていない我々国民と比べて、戦前の軍隊や自衛隊に優位性があり、そこにフラストレーションを感じるのは自然だろうとも思う。だが、それが行き過ぎれば、"国体"や"国家"を国民から防衛するという発想につながりかねないのが恐ろしい部分だと感じる。 政府が軍備拡大をしようとするときに、国際政治の変化に対応するため、軍事上の理由、国際社会上で果たすべき役割のためなどと言われれば、そういうものかと思うしかないし、そこに邪な意思があり得ることなのか、判断する能力も知識もないことを歯痒く思う。良くも悪くも結局日本では軍事に関して国民との、国民間のコミュニケーションが成熟できなかったということなんだろう。他の国でどうなのかは知らないが、我が国で特段に軍事や国防を自分ごととして考える、考えられる人が少ないというのは事実なのだろう。 - 2026年7月13日
正欲朝井リョウ読み終わった - 2026年7月13日
- 2026年6月25日
死んだら永遠に休めます遠坂八重読み終わった - 2026年6月25日
変な絵雨穴読み終わった - 2026年6月25日
- 2026年6月25日
変な家雨穴読み終わった - 2026年6月25日
BUTTER柚木麻子読み終わったAudibleで一気に聴いた。あんまり感想がまとまらないし、え?あれ?そっちに行くの?みたいな展開も多くて理解しきれてないかも。他人をケアすることで自分もケアできる、その逆も然りってことなのかなあ?途中で里佳も言っていた「家族の在り方も多様化してる」的な台詞を体現してる最後でもあるのかも?緩やかな紐帯みたいな。食事とセルフケア、ステレオティピカルな関係よりももう少しゆるやかな関係、みたいなのはよくあるオルタナティブな選択肢だと思うので、面白かったし楽しく読めたとはいえ、こんなに色んな国でベストセラーになるほどかなという気持ちにもなった。そうは言っても、実践は容易でないし、現実での問題や不満は根深いということなんだろうか。 今回の一件を受けて大きく変わった里佳と伶子、篠井さんに対して、梶井も途中まで色々取材の影響を受けてきてるのかなあと思いきや、最後まであんまり変わってないという。もちろん里佳の梶井への見方は変化したんだろうけども、彼女も主観も信用できないというか、思い込みが強めではあるというか。特に最後の方の"ほのめかし"は正直そんなことはなくないか?みたいな部分もあり。梶井の主張と関係者への取材でのズレから、主観に生きているんだなということが中盤からわかってくるわけだけど、それは結局すべての登場人物、ひいてはすべての人間に共通することで、客観的な真実見たいのはないんだなという気持ちを新たにした。 - 2026年5月25日
フランケンシュタインメアリ・ウルストンクラフト・シェリー,小林章夫読み終わった中公新書の批評理論の本を読む前に自分で読んでみようと思って読んだ。素朴に怪物の方が可哀想すぎないかという感想が強い。まったくヴィクターとかウォルトンに共感できず、??って感じ。 - 2026年5月20日
- 2026年5月19日
なぜ男女格差はなくならないのか田中世紀読み終わったAudibleで聴いた。意図的にテクニカルタームを排除しているので、比較的誰にでも読みやすいと感じた。 が、途中で著者自身が言うように、なまじ知識があるが故にうーんと思う箇所もあった。降ろしてきた強火のアンチDEI論者センサーによると、途中の箇所で脱落を生むのではないかという気がした。この手のイデオロギー的な対立がある問題は論理の飛躍や厳密性に対する寛容度を立場ごとに変えてしまうため、難しいなあという想い。後半は言いたいことはわかるし、最終的な目標としては賛成するが、それを達成するための介入がそれ(だけ)でいいのかには疑問が残る。 - 2026年5月19日
- 2026年5月6日
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