
きなこ
@kinako2025
2026年4月3日
本は人生を生き抜く最強の武器である
コ・ミョンファン,
小笠原藤子
読み終わった
タイトルに惹かれて読む。
私自身も同様に考えているから。
第1部「本は人生を生き抜く武器である」では読書の効用をさまざまな事例で解説をする。著者の経験や読んだ本を縦横無尽に提示し、なぜ読書が人生にとって必要なのかを説く。
第2部「ニーチェに学ぶ人生と読書の3段階」では、著者は読書のステップを「ラクダーライオンー子ども」に分け、それぞれどのような段階かを説明する。この概念はニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』の以下の一節から借用してきたという。
ー私は君たちに、精神の3つの変化について語ろう。どのようにして精神はラクダとなるか、どのようにしてラクダはライオンとなるか、そしてどのようにしてライオンは最後に子どもとなるかを。
ラクダは重い荷物を背負わされ、主人が指し示す方向へただ歩いていく。
ライオンは自由に自分の行きたい方向を決めるが、弱肉強食の世界で争わなくてはならず、絶えず自分のためだけに狩りをする。
子どもは何ものにも縛られず自由で、誰かに指図されることもなく勝ち負けにこだわることもない。ポジティブで自由に幸せを感じることができる。
このような解釈らしい。今の日本で子どもがこのような状態かはまあ分からないが。
著者は読書の最終段階の子ども状態になれば、自由になるだけでなく、他の者にも分け与えることができるという。
「結局、子ども段階に到達した人々は、他人のために生きれば日々楽しいという事実を悟った者たちなのだ。だからそう生きる。」
確かに理想ですねとは思うが。
世間のしがらみに囚われている私はまだまだだ修行が足りないようだ。
そうそう、著者のおすすめ本の中に『不便なコンビニ』があって、密かに嬉しかった。



