
いちのべ
@ichinobe3
2026年4月3日

呪いと日本人
小松和彦
読み終わった
スケープゴートを作り出すことで、「ケガレを祓い捨てるシステムの話が興味深かった。
> 追儺の儀礼などで鬼を演じさせられた人びとも、こうしたスケープゴート・システムの一翼を担わされた。彼らは、支配者の負=「ケガレ」の部分を引き受け、社会から追放される役割を演じさせられた。支配者は「ケガレ」を鎮め、清めるための「生贄」として賤視された人びとを機能させていたのだ。(p187)
> 権力を維持し、社会集団の「ケガレ」を祓うシステムは、確実にいまでも存在しているのだ。
(中略)また、かつて私たちの社会集団が関東大震災という天変地異に見舞われたとき、なにが「ケガレ」祓いの対象とされたのか。(p191)

