
Corps Revive
@btbjpcp
2026年4月3日
傷のあわい
宮地尚子
読んでる
精神医学について。その診断がいかに構造的であり、政治性を帯びるかという鋭い視座が大変興味深い。
日本十進分類法で心理学は1類(哲学・宗教)に内包されるし、何よりフロイトを筆頭としラカンらに代表される精神分析は哲学の一分野である。
「医学は客観性を重視する」それはそのはず。しかし「診断」という総合的な判断においては、どこまで考慮されているか?「客観的な診断」とはいかなるものか?あるいは、その診断の妥当性はどのように担保されるのか?
文化圏によって(精神)医学の枠組みが異なることを指摘する医療人類学の視点は、医学という自然科学に立脚しているはずの学問に対して、構造主義に基づく批判の目を向ける。