
むくげ
@hachisu_no_flower
2026年4月4日
モモ
ミヒャエル・エンデ,
大島かおり
読み終わった
名作として有名すぎるが故に今まで読めなかった作品。ようやく手に取れた。
想像していたよりも主人公のモモが等身大の女の子だったように思う。主人公特有(補正とも言う)の無鉄砲さ、聖人君子像、万能性などに特別秀でているわけではなく、ちゃんと嫌なことは嫌だし怖いことは怖いと思う子どもだった。ある意味特別でない主人公だからこそ、この物語を読んで他人事と捉えずに済むのかもしれない。
当作品には灰色の顔をした男たちが登場するわけだが、この"灰色"には自分もどこか身に覚えがある。わたしが見ている世界が同じような色に見える瞬間があるし、きっとそのときのわたしの顔色も男たちと同じものになっていることだろう。


