
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年4月4日

私の盲端
朝比奈秋
読み終わった
中央公論の300円の文芸誌、アンデルでの連載「アンチエイジングクラブ東京」で初めて名前を知り、気になってた作家さんの本をブックオフで見つけたので2冊購入。現役の医師の方だったのですね。どうりで、、と思う事しきり。表題作は突然の脱糞から始まり掴みは十分。人工肛門を持つ年頃の女性の話で、初めて知ることばかり。そもそも人工肛門は一時的な処置で、その後に元に戻る事が前提だなんて、初めて知った、だが術後が思わしくなかったり、部位の場所によってはそのままの人生を歩むことにもなるとか、この女性も不幸にもその道を辿るのだが、職場の環境、偶然出会うオストメイトの男性、かなりのグロい描写にも関わらず読後は希望に満ちて悪くない。後に芥川賞をとるに相応しいデビュー作で林芙美子文学賞を受賞した「塩の道」を併録。







