muma
@casa_muma
2026年4月4日
性的であるとはどのようなことか
難波優輝
読み終わった
歳が近い方が書いてて気になったのと、自分が性的であるべきでない時に性的であってしまう可能性に怯えて暮らしていたので手に取った。
怯えは解消されなかったが、性的であることと、エロティックであること(SNSなどでよく「えっちだ」と表現されるもの)は異なり、後者は美学的な観点を含む、という視点は面白かった。
谷川俊太郎さんのヤバい詩も引用されていた。
誰しもえっちではありたいが、性的でありたいわけではないのだと思った。
「進化は、ある環境に適応した生命を生み出すシステムであると同時に、適さないすべての生命に死を与え、選別し捨て去るシステムなのだ。ゆえに、進化の産物たる生命たちは、みな、美しければ美しいほど、合理的であればあるほどに、色濃い死の匂いにあふれている。」p126
美しいほど死の匂いがするという考え方はえっちだったが、この本が全体的には、あんまり私の好みの知的な書き方ではない(=えっちではない感じ)ので、どうも頭に入らなかったかも。
