noripiii "マノン・レスコー" 2026年4月4日

マノン・レスコー
マノン・レスコー
プレヴォ,
野崎歓
うおおお面白いなこの本!!いま200ページ目あたりですが、残り100ページ読み切るまで眠れないやつだ…! バレエのマノンを観て、原作読もうと思ったから買って読み始めたわけですが、マノンの恋人のデグリューが主人公なのか!というシンプルな驚きと、キリスト教の教えの文脈で見ると、道を踏み外すことの愚かさの方を説いているストーリーだと読んだ方がいいのか、ということで、バレエ観劇から主役の見方が180度変わって超面白い。 バレエのストーリーは、どちらかというと若い2人の恋愛の悲劇として、愛は美しい、みたいな話かと思いながら観てたわけですが、のっけから作者のプレヴォは、これは道徳の本だということを書いていて、たしかに作者はマノンを絶世の美女でかつ悪女だと思って書いているんだろう、という感想を概ねみんなもつに違いない… デグリューの犯す罪たちも大概だけどね…嫉妬心が深いのは一緒だけど、バレエの脚本の方がもっと純真な青年として描かれているような気がする。やっぱりバレエとしては美の要素をマクミランが入れたかったんだろうな。 残りの100ページでまた見方が変わるのかな。ここまで不道徳オンパレードのストーリー、こんなに不快でモヤモヤして楽しいものはない。小説って最高だ。
マノン・レスコー
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