マノン・レスコー
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noripiii@quadspin_norimusubi2026年4月4日読み終わった最高に面白かった。解説まで読んで、プレヴォ自身が修道院を脱走した経験があるってことを知るとまたちょっと違う意味合いが出てくるな。もう一度頭からさらおうかな。 マノンが結局どんな女の子なのか掴めないんだよなあと思ってたんだけど、解説でマノンについてはひとつも外見描写がないって書いてて、だからか!と納得。でも、外見だけじゃなくて、この気まぐれさも掴みづらくて、結局外見も中身もわからないけどなにか吸い寄せられてしまうような女の子なんだっていうことしかわからないんだよね。 でも恋ってそういうものじゃないですか、ってデグリューが言ったなら、まあそうよねととりあえず頷いてあげるくらいには同情はしてあげられそうだ。が、結局貴族男性は自分の生活に戻ってゆけて、平民女性はボロボロになる、という構図のラストの生々しさはすごい。 解説で、道徳の教化本とするには悪を魅力的に描きすぎている、っていうニュアンスのことが書いてあって、ものすごい勢いで頷けるし、それがずっとこの本がなくならずに出版され続けている理由なんでしょう。 これは私が2026年読む小説のなかで間違いなくトップ5に入ってくると思う。 あとでまたバレエマノンのパンフの解説読もう。
noripiii@quadspin_norimusubi2026年4月4日読み始めた@ 本の読める店fuzkue 下北沢うおおお面白いなこの本!!いま200ページ目あたりですが、残り100ページ読み切るまで眠れないやつだ…! バレエのマノンを観て、原作読もうと思ったから買って読み始めたわけですが、マノンの恋人のデグリューが主人公なのか!というシンプルな驚きと、キリスト教の教えの文脈で見ると、道を踏み外すことの愚かさの方を説いているストーリーだと読んだ方がいいのか、ということで、バレエ観劇から主役の見方が180度変わって超面白い。 バレエのストーリーは、どちらかというと若い2人の恋愛の悲劇として、愛は美しい、みたいな話かと思いながら観てたわけですが、のっけから作者のプレヴォは、これは道徳の本だということを書いていて、たしかに作者はマノンを絶世の美女でかつ悪女だと思って書いているんだろう、という感想を概ねみんなもつに違いない… デグリューの犯す罪たちも大概だけどね…嫉妬心が深いのは一緒だけど、バレエの脚本の方がもっと純真な青年として描かれているような気がする。やっぱりバレエとしては美の要素をマクミランが入れたかったんだろうな。 残りの100ページでまた見方が変わるのかな。ここまで不道徳オンパレードのストーリー、こんなに不快でモヤモヤして楽しいものはない。小説って最高だ。










