春野 "駈込み訴え" 2026年4月5日

春野
春野
@Haruno_65
2026年4月5日
駈込み訴え
読んでて頭の中が「ぐにゃぁ…」ってなるような感じの話だった。 ユダの語りに一貫性がなくて、愛しているけど恨めしい、けどやっぱりあの人は美しい…けど信用ならない、けど…みたいに続いていくから、本当はどう思ってるの?自分でも自分の気持ちがよくわかってないよね?となる。 ユダは、言語化できない複雑な自身の感情を、「愛している」や「恨めしい」のような特定の言葉に収めて、本当の気持ちとはズレがあるのにそれから目を背けている。そうして、「自分の気持ちはこの言葉が正しい」「そうだ、自分はこう思っているんだ、自分はこういう人なんだ」って自分を定義している感じだった。 最後のユダは「自分が定義した自分」に自己を寄せて、そういう人間になりきろうとしている気がした。
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