
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2026年4月5日
みんなこうして連帯してきた
ジェイク・ホール,
安藤貴子
読み終わった
「abolish」という言葉は破壊や取り壊しを思い起こさせるかもしれないが、思想としての「abolish」は、ただ壊すのではなく、新しい構造を構築することを意味する。それは、わたしたちの周囲にある地獄を見つめ、ものごとのやり方には別のやり方があると信じる選択をすることだ。(p.341)
20世紀半ばあたりからの世界での連帯、つまり差別や抑圧や腐敗した政治への抵抗の事例がたくさん書かれているため、それらの歴史をおおまかに把握することにも役立つ1冊だった。少々専門的な用語だったり、基礎として確実におさえておきたい用語にも訳注がついているという点からも、入門書として読まれてほしいという意図も感じる。本は、あるいは知識は、誰にでもひらかれているべきだし、それもまた連帯を、すなわち「新しい構造を構築する」ための第一歩となる。









