キミドリ "秘儀(下)" 2026年4月5日

秘儀(下)
秘儀(下)
マリアーナ・エンリケス,
宮崎真紀,
宮﨑真紀
1970年代のロンドンの若い上流階級層を席巻したヒッピー文化の描写が楽しい。  絵画に音楽、ドラッグ、神秘主義者にタロットのハナシ。
キミドリ
@kimidori608
気づくと半分近くまで。エディのくだり。霊媒として育てられたがなれなかった彼。なれたところでロクなコトにならないと分かっていても、選ばれない苦しみはまた別なんだろうな…。
キミドリ
@kimidori608
やっぱこの小説、「タロット(マルセイユ版)」がめちゃくちゃモチーフにあるな、と。霊媒である主人公フアンが、霊媒になり損ね、結果発狂したエディを殺害し、生贄にするシーンで「12吊るし」に似せて、木に吊るし、切り取った左手を呪術用具するシーンがある。12は13死神の直前のカード。  冥王教は当然、15悪魔だしなぁ…。
キミドリ
@kimidori608
登場する人物口々に「愛」を口にするし、それは彼らの主観においてはそれらは「絶対善」である。  この小説には登場する人物はもちろん、その背後で多くの人々が虐殺されている。「冥界教」の生贄として、それ以上に政府や軍によって。  「行方不明者(デスパレシード)」と呼ばれる人々の家族は当然、彼らの夫を妻を子を探し求める。彼らにとって「愛」とは「無残に失われたものが2度と戻ってこない」とわかったときに「自身が狂って対象を追い求めるか」「そうならないように狂ったように非合法or超常的な『力』を求めるか」の2択にみえた。
キミドリ
@kimidori608
読了。面白かった…
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