
ほんの 読みサプリ
@hanana
2026年4月5日

せかいは すきで あふれてる
大森裕子
読み聞かせ
猫
絵本
大人にもオススメの絵本
@ 図書館
前作品「わすれていいから」に登場した男の子と猫のお話です!
「わすれていいから」は、家にやってきた赤ちゃんが大人になって家を巣立っていく成長物語を猫の目線で描かれていましたが、今作品は、男の子の目線で描かれています。
「おれは じゆう じゃない。」(引用)
「じゆう」な飼い猫をうらやましく思った男の子に起こった不思議なことは…!?
「じゆう じゃない。」場所から出た世界で、男の子が気づいたこと、感じたことはなに…?
「じゆう じゃない。」場所は変わりません。男の子の視点に変化が起きるのです。それが分かると、この絵本のタイトルがよりすてきな言葉に感じると思います。
思春期にさしかかった男の子の心の揺らぎは、すばらしい挿絵から五感も刺激され、あの頃の自分の実体験の記憶や感情が呼び起こされる人も、きっといるのではないでしょうか。
「じゆう じゃない。」場所で生きていると感じている大人にもオススメの絵本です。
また、色鉛筆の絵は温かみがあり、猫の表情も豊かで体から体温が伝わってくるようで、絵を眺めるだけでも素敵な作品です。