
読書日和
@miou-books
2026年4月5日
本を読めなくなった人たち
稲田豊史
読み終わった
紙の本や雑誌に親しんできた世代には、なかなか衝撃的な内容。
日本人の6割以上が、1か月に1冊も本を読まない——
言われてみれば、思い当たる節もある。
「本を読まない」現実は、ここ60年も前から続いてきたというのも驚き。
若い世代へのインタビューは特に印象的で、長文は読めない、読むとしても「短文の集合体」。(最近若者向けに一番売れた書籍)
長い文章は、撮影してAIに要約させればいいから読めなくても困らない。
なるほど。(仕事でやっている自分もいる)
さらに、本は「買うものではない」。(すみません、私も図書館ヘビーユーザーですが)
本屋は時間とお金に余裕のある人が行く場所。
そう言われると、少し身構えてしまうけれど、
確かに「テキストは無料で読めるもの」という感覚は、
もう当たり前になりつつあるのかもしれない。
この本の目的はよく理解できた。
でも、読み終えて残ったのは、不安ばかり。
そりゃSNSの炎上もしょっちゅう起きるわ。
活字の本のこれからを、つい一人で憂いてしまう。
……せめて、
「読書好きな自分」に酔わないように。



