
森々
@mori_hkz
2026年4月5日
回復する人間
ハン・ガン,
斎藤真理子
読み終わった
"回復するには痛みを伴う"なるほど。
「エウロパ」は二人の唯一無二の関係とそれが長くは続かないところが良かった。歌も素敵。
「外に出る以外、道がない。それがわかったとき、もうお葬式は終わったと思ったの。これ以上、お葬式をやってるみたいで、生き方ができないってわかったんだ。もちろん私はまだ人が信じられないし、この世界も信じてないよ。だけど、自分自身を信じないことに比べたら、そんな幻滅は何でもないと思う。」
「青い石」恋愛物語で、私はロマンスが苦手だけどこれは本当に良かった。お互い想いあっているのに激情に駆られていないところが。
「すべての絵が自画像なら、木の絵は人間が描き得る1番静かな自画像だという思いも、その時ちらりとよぎりました。」
「左手」どんどん悪くなる状況にやめてくれーって思いながら読んでいた。他の作品が希望のある終わり方をしているのにこれだけ異色。
「火とかげ」大ボリューム!もっとも希望のある終わり方をしている気がする。人の嫌な距離感がうますぎる。



