
柿内正午
@kakisiesta
2026年3月11日

良き統治
ピエール・ロザンヴァロン,
中村督,
古城毅,
宇野重規(解説),
安藤裕介,
永見瑞木,
稲永祐介,
赤羽悠
『良き統治』と『ジェンダー・トラブル』を行き来しながら、ガンダムを見て、三月場所を流しっぱなしにしている。『良き統治』によれば、フランス革命期、立法権の優越が尊ばれ、司法権と執行権は二次的なものとされた。非人格的な法こそが、不偏で、客観的で、利害関係とは無縁のものであるからである。しかし、時代が進むにつれ法による統治という理想は、差し迫る決断と行動の必要に押されていき、今日までに至る執行権へと優位を譲ることになる。
このような、ルールがどうあれやっちゃえばそうなっちゃうやろがい、みたいな態度に、つねづねげんなりさせられている。かといって、原理原則の四角四面な適用だけでも行き詰まる。これを「話し言葉」と「書き言葉」の緊張関係として考えているのが最近だ。
2026.03.11