
さおり
@prn990908
2026年4月6日
読み終わった
読んでよかった-2026
「書けないということを書く」ということ。
「書けない」ものはずっとわたしのなかにあって、「書けること」と「書けない」ことの関係は、切り絵をつくるときのそれに似ている。台紙を切り取ってできたかたちと、そのかたちに空いた台紙と。「書ける」ことと「書けない」ものがどちらにあてはまるのかはわからないけれど、たぶんわたしは「書けない」ものの形をたしかめるために「書きたい」と思っていて、その「書けない」もののかたちを詳らかに知るためには、「書く」ことの精度深くして、わたしの、わたしだけの「ことば」や「ことばの連なり」を作っていかないといけないんだろう、と思った。そして書いて、その書けなかったもののかたちに触れている、その行為が、わたしはたまらなく好きなんだな、と思った。
書きたい、なにかを、書きたい。