

さおり
@prn990908
だって本はさみしがりやさんだから…
- 2026年7月6日
- 2026年6月28日
これがそうなのか永井玲衣読み終わった言葉のまえで立ち止まる。自分ひとりでは通り過ぎてしまいそうな言葉や、そのまま受け流してしまいそうな言葉のまえに誰かが立ち止まって、それが問いになって、そこで一緒に立ち止まって、しゃがんで、座り込んで、どういうことだろう、と考えてみる、それはたぶん尊いことで、きっとまだ人間にしかできないことだ。そういうことが、感覚として、わかる、つたわってくる。わたしは永井さんのまなざしが好きなんだな、と思った。 - 2026年6月26日
政治とは何か宇野重規読み終わった読んでよかった-2026人を信じることを、人の可能性というものを、諦めたくない、という気持ちがひとつひとつの言葉から感じられて、それがすごくよくて、じわじわ泣いてしまった。読んでいるうちに読みたいな、と思う本も出てきて、そういうのも嬉しかった。萩上チキさんのSessionに宇野先生がゲストの回があって、本に書いてあること以外の話も聞けてよかったな、銀河の一票にも通じるところがあるなって思っていたけど、宇野先生がまだみれてなくてごめんなさい、って言っててちょっとフフフってなってしまった。 - 2026年6月21日
日本の思想丸山真男読み終わった読んでよかった-2026ⅠとⅡが結構言葉が私には難しくて自分の勉強不足を呪ったけど、何もかも分からないわけではなく、たぶんこういうことかなみたいに自分のなかでとっかかりを掴めると、読めていった。 ⅢとⅣは講演会の内容で、ⅠとⅡのことをかなり噛み砕いてくれていて、この2つはめちゃくちゃ分かりやすかった。とくにⅣの「である」ことと「する」こと、がすごく刺さった。憲法12条と97条の対応関係にも触れられていた。Ⅳのはじめのテーマが「権利の上にねむる者」というテーマで、この言葉だけでもグサグサきてしまう。ⅠとⅡの内容もちゃんと分かるようになりたいから、勉強続けていこうと思った。 - 2026年6月20日
- 2026年6月17日
推してる、より、愛してる。最果タヒ読み終わった読んでよかった-2026タヒさんの好きな人のことをわたしは知らないけど、でもここに書いてある感情のことは全部わたしの身に覚えがあるもので、不思議だった。 読んでいると頭に浮かんでくるのは、やっぱり昭仁さんと晴一さんのことで、読んでいるうちに、これまでのライブでみた表情や仕草のひとつひとつがまたわたしのなかで鮮明になって、読んでいる文章もわたしの頭のなかにある映像もずっとキラキラしていた、 好きっていいな、尊いな - 2026年6月14日
「右翼」の戦後史安田浩一読み終わった読んでよかった-2026憲法9条の遵守を誓った右翼の存在(協和党)があったこととか、生長の家が2016年6月に改憲反対の声明をだしたこととか知れて良かったなと思う。WiLLの侵入事件のこととかも、動機が雅子様の精神面での不調をあげつらい嘲笑う態度が許せないというのと、「反論の機会を持たないご皇室に対する毀損は許せないですよ。こんな不敬はあり得ない」という言葉を読むと、いやそうだよねと思ってしまった。 「小さな団扇であっても、何千、何万もの数で風を起こせば大木も揺れる。 どれほと地味な運動であっても継続することで「実」をとることができる。それが日本会議の軌跡か示したものである」とあって、なんというかやっぱりそうだよな、と思ったし、逆にじゃあやっぱりいまのデモとかFAXとかも絶対無意味なんかじゃないと思った、それをこの本で確認するとは思ってなかったから変な感じだ。Y2K新書で柚木先生が嫌いでもいいから解像度あげろ、と言っていて、それをしようと思ってこの本を読んだけど、読んでよかったなと思う。「右翼は民族差別しない」という言葉とか、戦争賛美の風潮に迎合したくないからといって靖国参拝をやめて、日本の戦争責任について学んでいるひとの存在とか、そういうのが知れてよかったし、おわりに、に書かれている花瑛塾という団体に属する女性の米軍基地への演説の言葉で涙ぐんでしまった。 「私は沖縄の美しい海を守りたい。森を守りたい。子どもたちが安心して生きていける沖縄であってほしいと思っています。」「沖縄の痛みを理解したいと思う。戦争の傷跡、記憶に想いを寄せたいと思う。そして、基地のない島を目指す沖縄の人々に寄り添っていきたい。一緒に考えてもらえませんか」 自民党との癒着とか宗教右派とかそういう問題がとても大きいことは分かるし、というかこの本を読めば読むほど「いややっぱりあかんやろ」と思ったし、その問題の追及をやめては絶対だめだけど、そういうところに属していない人たちの存在を知れてよかった、覚えておきたいと思う。 - 2026年6月12日
オール・ノット柚木麻子読み終わった読んでよかった-2026すごい、すごかった。全部書いてやるという気概とパワーがすごい、何もかもをすくいとれているわけではない、と思う(でもそれが何かわたしには分からない)けど、自分に見えているもの、目の前で起こっていることから絶対に目を背けない、みたいな覚悟を感じて、それが嬉しいと思った。明るい話題じゃない、個人の責任だからって済ませられるわけでもない、でも、その「怒り」を持ち続けるかぎり、わたしたちは人であれるのでないか、と思った。ミャーコが人気なんだよね、って柚木先生がY2Kで言っていた気がするけど、ミャーコさんもだけど四葉さんもすきだなと思った。出てくる女の人それぞれに、それぞれのかっこよさがある。 - 2026年6月11日
移動と階級伊藤将人読み終わった読んでよかった-2026移動という新しい視点を知れて良かった。 頭のなかでモヤついていたことが自分なりに糸口が見えた感じがする。 「曖昧な弱者の時代」で分断の解決の提案として、出口なき分断から出口のある分断、曖昧な弱者と明白な弱者とが連帯して明白な強者曖昧な強者に立ち向かうことが提案されていて、読んでいて、それはそうだよなと思ったけど、何をとっかかりにすればいいんだろう、と考えていて、そのひとつの答えが「移動」なのかもしれないなと思った。 移動をめぐる選別みたいなところを読んで「ここじゃない?」と思った。 「移動」においての弱者はたぶん、不可抗力によって自由な移動を阻害されているひとたちで、そこにたぶん曖昧な弱者のひとたちが抱える貧困の問題も、明白な弱者のひとたちが抱えるアイデンティティやジェンダーの問題も含まれているのだと思う。共通点は「自分の意思だけで自由な移動が叶わない」というところだと思う、そこをとっかかりにどうにか分断のかたちが変わればなぁ、と思った。 - 2026年6月7日
呪術廻戦≡ 3岩崎優次,芥見下々読んでよかった-20261巻からずっと真っ直ぐな反戦のメッセージがずっと通底していて良かった、自分とは違う存在との共存というところ、わたしたちは間違いうることがあるかもしれない、ということ、それでもどうすれば良いのかを模索しつづけるということが、描かれていてよかった。みんなでキャッチボールしてるのすごく良いなと思った。国のために人があるのではなく、人のために国がある、という言葉が本当にそう、と思った、あとがきのところで中村哲先生のことについて触れてあるのもめっちゃ良かったな。 - 2026年6月7日
「あの戦争」は何だったのか辻田真佐憲読み終わったはじめに、の導入でグッと引き込まれて一気読みした。中立というか、中立的な姿勢って、どちらにも寄らないということではなくて、自分の考えとか解釈とかがどちらに近いか、寄っているか、ということをできるだけ把握して、それでいて自分とは違う見解を拒絶してしまわないことなんじゃないのか、と思った。あまりにも批判をおそれて身動きをとれなくなることや、消極的な姿勢のことを中立と呼ぶのはもうやめたほうがいいなと思う。「シーソーの真ん中には誰もいない」という森博嗣先生の言葉を思い出す。歴史の解釈はひとつではない、でもだからこそ、あったことをなかったことにしてはいけないとも思う。 中国や東南アジア、アメリカの戦争の史料館と日本にある戦争の史料館の比較がしてあるのが良いなと思った。日本にももっといろんな角度(主張)からみた戦争の史料館や博物館があるべき、ということが書かれていて、そこも良いなと思った。 - 2026年6月1日
しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』カニクラブ,國本依伸読み終わった - 2026年5月31日
曖昧な弱者の時代 (岩波新書)伊藤昌亮読み終わった読んでよかった-2026どの章も切り口が鋭くてすごいなと思ったけど、特に6章の「参政党「真ん中」からの反革命」の分析の鋭さとそこからの7章「曖昧な弱者とその敵意」への流れがすごいと思った。 左から入って右へ行くという指摘がすごく的を射ているのではと思った。去年の参院選で参政党を支持したり冬の衆院選で高市さんに票を入れたりしたひとは、主張の左派的なところに惹かれて入れたけど、批判する層はその主張の右派的(極右的)なところを批判しているため、噛み合っていないのではというところ、そんなこといわれてもあの主張はヤバいだろ、とわたしも思うけど、でもその入り口の左派的なところに惹かれて投票した人たちがいるなら、それがもし大半なところであるなら、リベラルをうたう政党にはこういう分析も参考にしたり、そういう意思も汲み取って自分たちの政策に反映してほしいなと思った。あとこの本の中で「リベラル」に相対する言葉として「右派的」なもの、という言葉が使われていて、それがいまの自分の感覚と近くて、(いろんな主張をみるにつけ、なんか保守というところを批判する主張をみるととくに、保守ってそういうことじゃなくないか?と思っていて)、ちょっとほっとしたところがあった。 - 2026年5月26日
- 2026年5月23日
- 2026年5月20日
まず牛を球とします。柞刈湯葉読み終わった読んでよかった-2026視点はシニカルなのにメッセージは直球で、それがたまらなく刺さった、すごく、すごく良かった。どうして今まで知らなかったんだろう。 出会ってしまった - 2026年5月15日
ロシア 女たちの反体制運動高柳聡子読んでよかった-2026言葉には力がある。 創作は無力などではなく、むしろ人を突き動かす力があるから、権力側は表現するひとたちを抑圧しようとする。 そういうことがまざまざと伝わってくる本だった。 ささやかでも、ちいさくても、わたしにはまだできることがたくさんあるとも思った 『ファシストには絵の具が足りない』という本があることをこの本で初めて知った、良いタイトル、良い言葉だ。 - 2026年5月12日
読み終わった読んでよかった-2026リベラル、保守、という枠組みを自分から取り払って、自分が大事にしたいものは何か、ということを考えなくてはいけない、きっと、そうしなければ見えないものがたくさんある。 『金がある側、力がある側、数が多い側だけが民主主義を享受し、弱い者はその犠牲になってしまうというあり方は、もはや民主主義とは言えない。不平等が当然となってしまった社会で「普遍的な民主主義」にどう息を吹き込むか、そのことを考えることも、いま強く求められているのである。』 改憲派である中曽根さんが護憲派である後藤田さんを側近に置いて、その意見を尊重していたことを知れて良かった。 いずれにしろ「戦争はもうだめだ」ということが強く共有されていたのだと思う。 いまは、なにを共有できるのだろう。 それを探り当てることがこれからの突破口になる気がする。 - 2026年5月9日
現代日本人の法意識瀬木比呂志読んでよかった-2026民主主義と法意識はやはり深く繋がっていて、日本はかなり遅れているんだなと痛感した。 近頃は権利という言葉がひとり歩きしているんだなとも思った。都合の良い「義務」や「自己責任論」というようなことではなくて、本来、権利と責任とはセットであって、そこをちゃんと考えて選んでいかなければいけないんじゃないか。責任とは何かを選ぶときに、「どの痛みならばわたし自身は引き受けられるのか」ということを考えて選ぶということなのではないか、と思った。日本の法意識も民主主義も遅れている、それを嘆くだけではなくて、まずはわたし自身の意識も変えていかなくてはならないなと思った。 良い本だった。読みたい本、読まなくちゃと思う本が増えたし著者の先生の他の本も読みたいなと思った。 - 2026年4月29日
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