
餃子
@taka-00700
2026年4月6日
時の家
鳥山まこと
読み終わった
ひとつの家を通して、その家を設計した人、作った人、住んだ人、長い歴史の中で起きた事などを丁寧に描写していく。
特徴的なのは、時系列・人物ごとに綺麗に並べて書いていくのではなく、住宅の各部材や什器・マテリアルなどをキーにして、各時代ごとの記憶を描いていく方式だった点。歴史をただ描写するというより、部分から家の記憶を断片的に探っていき、最後にはその家が無くなることでまた時間が変わる。
時を思い出させる・動かす装置としての、家。
それ故の「時の家」というタイトルなのかな、と考えたりしました。とても良かったです。


