しゅう "夏への扉新訳版" 2026年4月7日

しゅう
しゅう
@shuu62
2026年4月7日
夏への扉新訳版
夏への扉新訳版
ロバート・A.ハインライン,
小尾芙佐
(ネタバレ有) SFの名作も読んでみたいと思い、表紙のピートくんがかわいい「夏への扉」を手に取った。 なんと希望に満ちた小説だろう。これほどまで「きっと未来は今より良くなる」と言い切った作品は逆に珍しいのではないか。 SF小説といえば、科学の発展により様々な問題が起き、あらゆる特異点を迎え、ディストピア的な世界が広がっている…といった先入観があったが、この作品を見た時、確かに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もSFだったなと思い返した。 話の展開自体は、今となってはよくある構造だが、ダンがマイルズとベルに物申しに行く場面や、ダンがリッキーに将来の約束する場面は、古き良きアメリカ映画を観ているようで楽しかった。 「未来は過去より良いものだ。」「環境に心を砕く人間の精神が世界をよきものにする。」楽観主義とも感じる技術と人間への信頼が、今では眩しく感じる。 この作品に生きる我々こそ、「夏への扉」を見つけなければならないのだと思った。
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