
ハルコ
@inu865
2026年4月7日
僕には鳥の言葉がわかる
鈴木俊貴
読み終わった
おもしろかった!
著者の鳥へのひたむきな愛情、キャベツやバッタとりのアルバイトなど、ユーモアたっぷりな文章は親しみやすくて共感を呼ぶ。
でもこれは、人間とて自然の一部に過ぎない、という警笛を鳴らしている本だ。「ピーッピ」!
シジュウカラは独自の言葉を持っている、という大発見に至るまでの過程が、地味なフィールドワークに支えられてるのもよくわかる。疑問→仮説→実験→観察→検証→考察。の、繰り返し。根気が要るよ。ただひたすら感心する。
「古代ギリシャ時代から現代まで、言葉を持つのは人間だけだと決め付けられてきた。そして、今日の人間と自然の乖離が生まれた。」(p11l2)
「自然とのかかわり方も、共生から利用へと変わってしまったのだ。」(p234l6)
多くの人、とくに子どもたちに読んでほしい名著!

