
ハルコ
@inu865
月に2冊を目安にマイペースに読書を楽しんでいます。
- 2026年9月3日
図書館のお夜食原田ひ香読み終わった図書館で借りたおもしろかった〜。 原田さんの文章はとても読みやすく沁みる。 夜の図書館、という設定がちょっとミステリアスでわくわくする。お夜食どれもおいしそう。 手取り15万、寮あり家賃なし、ただし光熱費は別。という労働条件も絶妙で、原田さん作品のそういう塩梅がとても好きです。 登場人物、みんなそれぞれ秘密を抱えていて、だからこそ、仕事仲間と距離を取って優しくなれるんだろうな。 続きが読みたくなるような、想像のまま終えていたくなるような、ラストもすてきでした。 - 2026年9月1日
- 2026年9月1日
- 2026年8月29日
口福のレシピ (小学館文庫)原田ひ香読み終わった買った大正〜昭和、平成〜令和。 それぞれの時代に、料理と向き合ったふたりの女性を軸に、彼女らを取り巻く女性たちの生き様も描いている。 エピソードにからまった旬の食べ物はどれもおいしそう。 でもやっぱり後半、しずえの人生が留希子にどう影響したかを紐解いていく展開がよくて、一気に読んでしまった。 最後、留希子のこれからがどうなるのかワクワクするし、このあと時代はコロナ禍に進んでいくかと思うと想像をかきたてられる。 また、しずえのラストもとてもよかった。 お出汁のように沁み入った。 - 2026年8月27日
一汁一菜でよいという提案土井善晴読み終わった買った生活には「ハレ」の日と、「ケ」の日がある。家庭料理は毎日続く「ケ」の日の料理なのだから、豪華にせずとも、一汁一菜でよい。 一汁一菜でも丁寧に作り、向き合うことで、和食の文化は伝えていけるし、豪華にした時の喜びもさらに味わえる。 そうだなー。と思う反面、それって顆粒だしを使ったお味噌汁でもいいんですか? という気持ちがムクムクと……。 お料理の描写はどれも美味しそうでお腹が空いてくる。文章も、土井先生の声で脳内音読してるから、より柔らかく響きました。 毎日のごはん、子どもたちにはおいしく食べて欲しいし、お腹いっぱいになってほしい。 そう思うと、やはり一汁一菜というわけにはいかない。でも大人は、食べ過ぎな気もする。 まんまと影響受けて、晩ご飯を、冷奴、味噌汁、むぎご飯で済ませるなどした。 - 2026年8月26日
犯罪心理学者は見た危ない子育て出口保行気になる - 2026年8月24日
- 2026年8月18日
読み終わっただいぶななめ読みだけど、なんとか最後まで読んだ。 例文がほんと〜〜にわかりづらい文章で(切り抜き引用だから余計に!)読んでると眠くなっちゃう。 文章には「伝達」「感化」という役割があるのだから、わかりやすくする必要がある。そのための工夫をいろいろ書いてくれている。 読みづらい文章への苛立ちが、ちょっと微笑ましくすらあります。 でも、小説やエッセイなどは、多少読みづらさがあっても、内容の雰囲気作りに一役買うので、あまり気にしなくてもいいと思うよ。 結局のところ 「やさしい言葉を選び、単純な語法を使いながら、その作者でなければ書けない、個性ある文章を書くことはできる。」(p278l17) これが言いたかったのかな。 この文章も読みづらいかな? 自分の文章を振り返るきっかけになりました。 - 2026年8月16日
その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない 戦争×ミステリーアンソロジー『このミステリーがすごい!』編集部,『このミステリーがすごい!』編集部読み終わった読了。どの短編も小説として面白いのだけど、読後感はしんどい。半分ほど読み進めたところで、ずーーんと気持ちが重くなり、一度閉じてしまった。 それもこれも、全部戦争が悪いんだ。 あと、アンソロジーって初めて読んだ。未読の作家をお試しできるの、すごくいいな。 以下引用。p254l4 「戦争にも正義があるし、大義名分があるというようなことは大ウソである。戦争とは人を殺すだけのことでしかないのである。その人殺しは全然ムダで損だらけの手間に過ぎない」 - 2026年8月13日
その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない 戦争×ミステリーアンソロジー『このミステリーがすごい!』編集部,『このミステリーがすごい!』編集部買った読み始めた。 最後のエッセイ、教科書に載せてほしいくらいだ。 - 2026年8月9日
アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった初読。すばらしかった。 知性は愛を越えないし、知性なき愛もまた、悲しみを呼ぶ。 最後まで読むと、冒頭のチャーリィの無邪気さがせつなくてたまらない。 でも、あんな実験を経て、知性を得てまた失っても、チャーリィはずっとチャーリィだったんだ。優しいこころの持ち主だったんだよ。 - 2026年8月5日
世界で一番しあわせ! 1アルコ,春芳きざし1、2巻同時購入。尊い……ふたりともかわいすぎ! アイドルの元相方も、会社の同僚も、ママさんもみんないい人〜。読んでる間ニマニマしっぱなしだった。いやされるぜ… - 2026年8月4日
その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない 戦争×ミステリーアンソロジー『このミステリーがすごい!』編集部,『このミステリーがすごい!』編集部気になる - 2026年7月26日
デートクレンジング柚木麻子借りてきた読み終わった図書館から借りてきた。一気読み。 すごくよかった〜。 就職、結婚、出産などのステージで、女性の友情は変化が起こる…と言われがちだけど、案外とそうでもないよね。というか人間関係なんて、いつも移ろいゆくもので、確固たるものはない。それでもあなたと友達でいたい。だって、好きだから! というのが、佐知子と実花。春香と暮羽。芝田とかつての相方。などを通してビシバシ伝わってくる。 佐知子の義母さんと夫もいい人だ〜。 「一人で差別に立ち向かうのはやめろ。差別ってのはやっかいなんだよ。準備もなく丸腰で向かっていったら、すぐに食い殺されるよ」(p82l16) こんなん夫に言われたら惚れ直すよ。 ハァいい話だった。 独身の人が楽しく老いていくのが難しい国だから、横のつながりというのはやはり大事なのだな、というのも身に染みた。 あと、アイドルの名前がアイドルマスターの天海春香ちゃんとかぶっていたので、もろに想像しながら読んでしまった。甘いものが好きなとこまで一緒なんだもん。 - 2026年7月23日
その手をにぎりたい柚木麻子読み終わった初・柚木麻子。 おもしろかった〜。 1983年生まれの方が、どんなふうにバブル期を料理してくれるなかな、という味わい方もできた。ところどころわかりやすい固有名詞が出てくるのでイメージしやすかった。 お寿司、食事の描写はおいしそうでありつつ、とてもエロティック。ウニのくだりが特に良かった。 バブルという激動の時代を、迷いながら揺れながら、それでも必死に生き抜いてきた主人公に拍手。いろいろな想像の余地を残したラストも素敵でした。 BUTTERを積んでるので、そろそろ読み始めねば… - 2026年7月18日
- 2026年7月13日
おしまいのデート瀬尾まいこ読み終わった買った祖父と孫。老教師と元不良。男子高校生。OLと大学生。保育士と子ども。5つの「デート」にまつわる短編集。 どのお話も読後、ほんのり暖かな気持ちになれた。(保育士さんのエピソードは、卒園まで待っておくれ〜と思ったけど) デートっていいよね。誰かのために時間を作って、会う。会うのが一番の目的。 玉子丼のお話が一番沁みた。 - 2026年7月6日
ファイティング・チャンスルイーザ・リード読み終わった学校でひどいいじめにあっているリリー。理由は「太っている」から。彼女の母親もまた、過度の肥満で家から出られずにいる。そんな彼女が父親のすすめでボクシングを始めて……。 詩で物語を紡いでいく、ヴァース・ノベルという、新しい文章形態だそうです。とはいえ翻訳にあたっては物語がわかりやすいよう、許可を得た上で手を加えたようですが。 それでも散文的な文章は、感情にダイレクトに訴えかけ、読者の想像を掻き立てる。YA向けの小説で浸透しているスタイルというのも頷けます。 リリーに対する暴力の描写が痛々しい。やり返して痛みを味わせるために拳を磨いていく様子も丁寧に描かれていく。トレーニングを進めていくうえで、きっとだいぶ痩せたと思うのだけど、そこは描写されない。リリーが自分を認めてないから。 最後、ロージーとの心と体を通わせ、拳を突き合わせて、ようやく自分のことを見られるようになってよかった。 母親も……もともと素直な人なんだろうな。子どもに好かれる人だしね。 肥満に対する視線って、きっと欧米のほうがずっと辛辣なのかな。(肥満のレベルも違うけど)リリーの努力に背中を押されるかたちで一歩踏み出せたのも、また母子でお散歩にでられるようになったのも嬉しかった。 - 2026年7月4日
一次元の挿し木松下龍之介読み終わった積んでました。ドラマ化するというので、ネタバレを見る前に読み終えられてよかった。 視点が変わってお話が進んでいくの、ちょっと把握しきれず戸惑うこともしばしば。 途中、主人公の美貌に魅せられた女性がいきなりキスしてくるシーンは、気持ち悪っ! て声が出ました。しかもそのあと、大きな絡みがあるわけでもなく……なんだったんだ、あれは。 事件の真相がわかってからの展開は引き込まれた。 若者三人が自分たちなりに人生に折り合いをつけていて、応援したくなる。 - 2026年6月24日
お金儲けしない経済学平賀緑読み終わったようやく読了。おもしろかった! お金儲けしない。つまり、金銭が発生しない、働きや共同体に注目し、それらを「食」と結びつけて、経済の仕組みを見直すための一冊。 ジュニア新書だけあってとてもわかりやすく、語りかけるような文章で、経済について無知な私でも読めました。 国が、株や投資といった、お金でお金を増やすマネーゲームを推奨していること。 その反面、減反政策をすすめたり、農業介護保育教育といった、生きていくために必要な職業への対策をないがしろにしていることに、強烈な違和感を覚えています。 果たしてそこでやりとりされる「金銭」は当価値でしょうか? そういった疑問に対しての回答も書いてある。 本書にあるような、食をつなぐためのコモン活動をするには、現代の社会人は忙しすぎる。 もう、いっぺん、一日最長6時間労働、週休完全3日制をどの業種にも強制し、空いた時間で、協力しあって農業やったりしたほうが、生活は、心は、豊かになるんじゃないの。 なんて思ったりしました。良書。読み込む。
読み込み中...

