
Sanae
@sanaemizushima
2026年4月8日
読み終わった
朝鮮半島で起きていることがよくわかり、本当にためになった。韓国文学の解析度が上がるような気がする。ことあるごとにまた読み返していきたい。
尹大統領が戒厳令を出した経緯を日本植民地時代、朝鮮戦争のことから紐解いていくのだが、我々日本人には知らないことが多い。
著者は日本で生まれ育ち、大学から韓国へ、そして韓国で活動されているので、日本人のことをよく分かった上での説明だからわかりやすいんだと思う。韓国の方が書いたものだと、わたしには少し理解するのが難しかったかもしれない。
「韓国社会の発展を南北分断が妨げているというのは目から鱗の議論であるが、複雑な議論であるためか、韓国ではなかなか認識されない。しかし反国家勢力・共産主義者の剔抉を訴えた尹ソンニョルの非常戒厳により、この強固なまやかしをもう一度はっきりと認識できるようになった。これは希望である、とあえて言いたい。それでは分断をどう乗り越えていけるのか。今までになかった変化が南北関係に訪れている。」(p237)
この文章から、著者の強い願いを垣間見て、心を動かされた。今年の夏は韓国へ行くつもりでいるのだが、渡航前に読めて本当によかった。
キム・ミンジュ著「北朝鮮に出勤します」と並べて本棚に置いた!








