かわうそまん "こころ" 2026年4月8日

こころ
こころ
夏目漱石
大学生の時に読んで以来ほぼ30年ぶりに再読。当時どんな感想を持ったか覚えていないのが不思議なくらい胸に刺さった。自己否定する先生の苦悩の描写が重苦しく、とてもリアルに感じられた。Kを自死に至らせたと自らを責め厭世的になる先生の苦悩は自らに厳しいが故なのか、それとも単純に自意識過剰なだけなのか。時代背景が異なる今の世であれば同じような事件があったにしても先生と同様に苦しむ人はいても、同じ決断を下す人は極めて少数だと思う。当時に比べて総じて人々は自己中心的になったのだろうか。と考えさせられた。
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