こころ

74件の記録
- アネモネ@anemone2025年5月7日読み終わった三角関係において先生の優柔不断さは致命的によろしくない。読んでいてイライラしてしまった。昔読んだ時は下が面白く感じたが、今読むと上と中が面白い。明治時代が舞台の名作。
- 犬川@nekoiruyo2025年4月15日Kは別に失恋で自死したわけじゃなくて、自分は崇高な精神を持ってると自負してたのにうっかり恋しちゃってそれをまたうっかり自分が世話になった相手が同じ女性に恋心を抱いてることに気付かずにおめおめと相談しちゃって、自分の理想とする自分との乖離に耐えられなかったんだろう。 ほんで奥さんは先生とKに請われながらも全然ちゃんと見られてないことよ。勝手に恋されて勝手に片方死なれて理由もわからんまま夫も死を選んで自分から離れていくっていう一番の被害者。
- lee@lee_kondo2025年3月23日読み終わった@ 自宅「先生」の箇所は本当に悲しかった。 誰もが持つ心の葛藤が瑞々しい描写によってくっきりと形を表しています。 思い返せば、前回読んだのは中学生の頃。 クラスの読書会というイベントだったなあと思い出しました。 その頃の私は早熟とは真逆におり、まだまだモンゴメリやマークトウェインを愛読していたので、そこまで深くこの物語を理解できていなかったのだなあ。 再読というには少し時間が経ち過ぎた気もしますが、再度この物語に引き合わせてくれた友人に感謝します🫶
- lee@lee_kondo2025年3月19日まだ読んでる@ 自宅全く野球に興味のない夫が、ここのところずっとドジャースの試合を観ている。ルールもよく知らないくせに「あー!」とか「おー!」とか急に奇声を発するのでそのたびにビクッとする。本が読めないよ。 咳のせいで睡眠が細切れなため、集中力も続かない。 でも「こころ」はとても面白い。 明日は祝日だけど仕事。
- lee@lee_kondo2025年3月16日読み始めた@ 自宅学生時代以来の再読。 とても日本語が美しいのに加え、この時代の日常風景が瑞々しく脳内で再生される様が楽しいです。 新潮文庫のカバーを外して、葡萄が見える状態で持ち歩くのが好きです。 学生時代、電車で毎朝遭遇していた年上男性が、片手で新潮文庫を読んでいて、駅に着くとスッとコートのポケットに本を入れ降りて行く様がとても素敵でした。フィッツジェラルドを読んでいた記憶があります。淡い恋心を持っていました。
- lee@lee_kondo2025年3月9日読みたい買ったかつて読んだ中学生の頃読んだきり。 昨晩、本好きのお友達と呑みに行ったのですが、最近の号泣本と言われ衝撃を受けたんです。(酔っていたから手を叩いて爆笑した記憶もかすかに) え?号泣?!って。 そして見つけました。ブックオフです。 30年経過した私の心はどんな反応をしめすのだろう。 楽しみです。 このクラスの本ですと、色んな装丁があるんですね。 なぜこのシンプルな一冊を手に取ったか。 それはただ「一番安かった」からです笑。 とはいえ、とても綺麗です。 元の持ち主さん、感謝です🫶
- たま子@tama_co_co2025年3月7日読み終わった再読読書会@ 自宅ぬううう、ちくしょーーという気持ちで読み終える。たのむ、たのむから先生よ勇気を出してくれ。正直なきもちでぶつかることで、Kも妻も救われたかもしれないのに。でもそれはわたしのやり方でしかないのかもしれず……いやでも、すくなくとも妻は、打ち明けられたくらいで汚れるような心の持ち主ではない、強かさをもった女性だと思っているので、見くびらないでいただきたい。と勝手に怒っている。 学生以来の再読。当時は静かで暗くてずしんと食らった記憶があったけど、10年以上たって読むと、終始いらだっていて、なんかもう自分が登場したら全員救えたのでは?などと思ってしまって、こわい。全員の親友みたいな立場で立ち回りたい。 先生は、なんだかずっと姑息で意思薄弱でまごまごしていて、いっそ心底ダサく荒れ狂う姿なんかを見てみたかった。慟哭でもしてくれれば魅力的なのに。「言葉はまだ行いじゃない」って『罪と罰』のドーニャのセリフを思い出し、そうだ先生はずっと手紙なんぞを書いて言葉を発しているだけなのだと思い至る。だからこんなにも煮え切らない感じがする。みたいなことをもにょもにょ考えている。いや、言葉も「私」以外には発してないか奴は。
- たま子@tama_co_co2025年3月5日まだ読んでる再読中読書会@ 自宅学生以来に読む『こころ』は、思ったよりもKがなかなか出てこない。先生と「私」どちらもなんだか甘えてやがる…という気になり、すこしイラつきながら前半を読む。先生からの長い手紙が来て出かけた「私」に対して、おおおお父さんはーー!!と、とりあえずそこをまず言いたくて、そんなタイミングで手紙を書いてくる先生よ。今はやっと回想でKが出てきたあたりを読んでいて、先生の正義ぶったような人助けな立ち振る舞いに、ちっと思っている。弱さのある人にイラついてしまうのかわたしは?そんな人間でいいのか?などと思いながら。あと、Kって記憶ではもっとかっこよかったはずなのに、再読では丸坊主の頑固者に見えていて、あれぇ?となっている。もしかしたらBUMP OF CHICKENの「K」という曲の印象とごっちゃになっているかもしれない。
- ゆい奈@tu1_book2025年3月5日じゅうぶん読んだ寝ても覚めても『こころ』が頭から離れず、結局またぱらぱらと読みかえしたり、『100分de名著』のこころ特集を読んだり。恋愛過激派(少女漫画育ち)の私としては、Kとお嬢さんのあいだにはすくなからず関係があったのではなかろうかとずっとおもっているのだけど、そういう文献に出会えなくて、え?お嬢さんは先生に恋心を?いやいや、そんなまさか、絶対にKでしょ、という気持ちが先行し、それってどうしてと思ったところ、私自身は恋をするならK派です♡みたいな単純明快な答えがでてきてしまって狼狽えている。小難しい読み方をせずにふつうに三角関係を楽しんでいるのだけど、それが正しいか正しくないかはさておき、めちゃくちゃ楽しい。そのうちに本好き仲間とちいさな読書会をひらくので、今からソワソワしている。ひとまず、先生派か、K派かだけは聞きたいところ。 家の中の写真。好きな人とおなじ屋根の下で暮らすって、どんな気持ちなのだろう。しかも襖を挟んだところに住んでいる親友もその人を好きなのだから。くぅぅぅぅぅしびれる
- ゆい奈@tu1_book2025年3月4日読み終わった誰か私を鎮めてください、という気持ち。最後の100ページくらいはずっとぶつぶついいたくて、そのいいたい気持ちをバネにしてページをめくるといった感じだった。さあ、鎮めるためにぶつぶついわせてください。ぶつぶついいます。 Kにたいし、あなたを救済するために手をさしだし住まわしてやっているのに(思春期女子の心持ち、完璧に嫌なやつ)、は?ずるくない?え?ずるくない?と、うっかり先生の肩を持ってしまったがために、先生とともに撃沈し、懺悔というか、もうほんとうにすみませんでしたと頭が一気に冷静になった。大体からして住まわしたのは先生だし、ほぼ無理矢理連れてきているし、なんならお嬢さんとの距離をつめさせたのも先生だし、ちょっとどうかしている。しかし途中の、Kへのモヤモヤというのはなんかもういろいろとわかってしまって、総じて空気の読める人や相手の顔色をうかがって行動している人の方が損をしてしまうあのクソッタレな気分にも陥ってしまい、っっっっっっっは〜〜〜〜〜K鈍すぎ〜〜〜〜と頭を抱え、しまいには、お嬢さんへも、っっっっっっっは〜〜〜〜〜〜〜ええ加減にせぇ〜〜〜〜〜〜〜みたいな気持ちになり(正直お嬢さんが一番の被害者ともいえる)、しかし同時にKへの劣等感にもそこそこ気付いてしまい、最終的には先生へ保身やめ〜〜〜〜〜などと思い、結局人間のこころというものに一番振り回されたのは私なのであった。漱石に頭あがらん。 途中、夫が「なに読んでんの?」と聞くので、こころだと答えたら、「あ〜Kのやつか」といって自室へ去っていった。置いていかないでくれ、頼む、私にも懺悔をさせてくれ、という気持ち。寝る。寝れない。気持ちが全く鎮まらない。明日は仕事。寝る。
- ゆい奈@tu1_book2025年3月3日まだ読んでる四銃士読書会@ 自宅なんというか、漱石の文体はとても整頓されているというか、おもしろくないわけではないのに、そのまま滑るように、つっかえもしなければひっかかりもせずにわりと気持ちよくすいすい読んでしまって、あっれぇ〜となったり、気づくと夢の中にいたりして(完璧な寝落ち)、なにをいいたいかというと、Kの登場とともに程良い刺激があって、たまにイライラしながら、そう、まだ読んでる。そして眠い。
- たま子@tama_co_co2025年2月28日読み始めた再読中@ 自宅本読み仲間たちとの今年の課題図書(めっちゃたのしい)、まずは『こころ』。それぞれに続々と読んでいてこちらも気持ち高まっていたよ。さあ、今日から読みます。 ネラが咥えて持ってくるボール投げに付き合いながら。(投げるまでずっと見られている)
- ゆい奈@tu1_book2025年2月27日まだ読んでる読書日記甥っ子(14歳)が『こころ』は漫画を読むみたいにグワァーと一気に読んじゃうよねというので、私はちびちびと読んでしまっています、と白状すると、そういう読み方もいいよねといった。編み物をはじめてから本読みがとぎれとぎれになってしまうの、といったら、そういう細切れ読書には『白鯨』がおすすめだよ、というので、本屋へ行き、すぐに買った。 写真は、甥っ子と本読みをした日のもの。彼は横溝正史を読み、私は夏目漱石を読んだ。甥っ子は、本とおなじくらい、猫がすきで、膝の上に婆ちゃん猫をのせながら読んでいた。家で本を読むときはモーツァルトを聴いているらしいので、この日もそれをかけた。私にはすこし騒がしいような気がしたけれど、甥っ子はちょうどいいらしかった。 わたしは、甥っ子の人間性がとてもすきで、ずっとこのままでいてほしいな、とおもった。たぶん、これは願いだった。
- ゆい奈@tu1_book2025年2月22日編み物記録お友が読み終わっているのをみて、また読みはじめた。このまえはどうして最後まで読まなかったのかな、とおもって、ここの読書記録を振り返ってみたら併読していた太宰に熱中してしまっていたのだった。なるほど。はじめから読む。先生を海でストーキングするところから。海で背後から泳いで追われるって結構こわいことなのでは、とおもったことを思い出した。 あと創刊号の編み物がおわった。 (二日間、本読んでない)
- ヨル@yoru_no_hon2025年2月22日読み終わった読了果たしてわたしはこれを学生の時に読んだのか。全く記憶がないのだが...あの時少しでも文学に興味があれば(ずっと本は好きだったのだけど、難しいような本は全く読まなかった)とてもおもしろく授業が楽しみで仕方がなかっただろうなあと思う。 なぜそれほどまでに私が先生に惹かれるのかが分からないまま、先生と「私」のやり取りがはじまり、病気の父、田舎のしがらみ、父が死ぬ間際になっての先生の急な自白と死......とあれよあれとという間に読み終えてしまった。 自白を聞く前、「私」と同じように(この人は自分を謙遜しているだけで、ほんとうはすごい人に違いない)と思っていたけど、自白後、わたしの中での先生の印象とはがらりと変わってしまった。やはり恋絡みだったこと、Kの気持ちを踏みにじり、蔑ろにしていたこと、それらのことを知ってしまったわたしは、前のように先生を見れなくなっていた。 「私」はあの手紙を読んでどう思ったのか。先生が言うように軽蔑しただろうか。長く苦しんできた先生を思って心を痛めただろうか...。どちらにしろ先生は、「私」と前と同じような関係ではいられないとわかっていたから、告げたあと命を絶つことを選んだのだろうが......妻のことが不憫でならない。妻には言わないでほしいと手紙には書いてあったが、果たして妻は残りの人生を幸せに生きられるのか.....,先生がなぜ命をたったのかも知らされぬまま一人残された妻。どのように生きていくのだろう..... 読書会のみんなと語らうのがたのしみ!!!!(みんなに難しいところ色々教えてほしい~!!!!)
- rina@r_1_n2025年2月20日読み終わった高校の授業で初めて『こころ』を読んだとき、内容の面白さ、文体の新鮮さに惹かれて文庫本を購入して授業そっちのけで読んでいた。それ以来の再読だから10年以上経っているわけだけど、面白さが褪せていないことに驚いた。相変わらず蚊帳の外の御嬢さんが可哀想で、Kも先生もあまりに身勝手では?と御嬢さんの代わりに私がぷりぷりしてしまう。二人とも自己完結しすぎだろ!! 読んでいる時、しきりに武者小路実篤の『友情』が思い出されたのだけど、巻末の「『こころ』について」の中でも言及されていたのでこちらも久しぶりに読んでみようと思っている。 さて、友人たちがこの本をどう読むか。感想がめちゃくちゃ楽しみ。
- ヨル@yoru_no_hon2025年2月10日読んでるゆっくり読んでる夫から借りた『こころ』めったに付箋を貼らないあの人が貼ったのであろう、オレンジ色の付箋。 はやく読み進めなくなる手を休め休め読んでいる。
- ゆい奈@tu1_book2025年1月23日読み始めた本読み仲間たち(四銃士)で、今年は近代文学とピンチョンを読もう〜と意気揚々と話しあい、手始めに夏目漱石『こころ』を読むことに。読む前からワイワイ感想を言い合うのが楽しみなのだから、こんなに楽しい読書ったらないでしょう。(奇跡的に本読み仲間全員がこの場(Reads)に招待されているという喜びを噛みしめる。ありがたや……)ということで読みます。 そういえば話にはでなかったのだけど、今年は三島由紀夫の生誕100周年ということで、三島も読みましょうな〜