加非 "母という呪縛 娘という牢獄" 2026年4月9日

加非
加非
@chioneko
2026年4月9日
母という呪縛 娘という牢獄
ノンフィクション作品。 母を殺害後に解体した娘。殺害に至るまでに母と娘の間には何があったのか?そして殺害を否認し続けた娘が一変、殺害を認めた心境の変化をもたらしたものとは? 同僚の勧めで読んだ。 ノンフィクション作品は普段読まない。何故なら自分にとって読書は娯楽であり、自分とは関係の無い世界の話として割り切れるから。感情が揺れ動いても、それは作者の腕が良かったというだけで、それ以上でも以下でもない。 けれど、ノンフィクションは違う。特に本作はあらすじだけ読めば自分とは関係の無い世界と思うかもしれない。けれど、その内容は全く理解出来ないものではないし、むしろ共感すら覚えてしまう。自分でも、同じ選択肢を取らないか?と聞かれて100%Noとは言えない。 当然、殺人は罪だ。理由が何であれ許されるものではない。被害者には家族以外の関係者もいて、この作品とは別の視点で物事を認識しているだろうし、そこから見た背景と本作の背景は異なるのだろう。 けれど、本作の娘が最後に自分の罪を認めたように、それが単なる仕事だとしても、娘の側に立つ人間は必要だと強く感じた。
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