
あめ
@rain33
2026年4月9日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子
読み終わった
すっごい一気に読んじゃった!
科学的解説の部分を、どゆこと?となった部分をゆっくり理解しながら読み込みたい気持ちは上巻同様にあったんだけど、それよりも、早く、早く!と続きを急かす気持ちが強かったので、どんどんページをめくっちゃったな
映画である程度の展開を知ってたのにも関わらず、それでもまるで知らないみたいに次の展開が気になっちゃった
この感想でひとつ、まあネタバレ感想でもあるんだけど、一言で言うと、愛だなって
グレースにとって、未来の子供たちよりも、地球を救う大義よりも、科学者としての好奇心よりも強かったのが結局、死にたくないって気持ちだった
当たり前だ、生存本能は簡単に断ち切れるものではないし
そんな中で、なんだかんだで『死』の積極的選択を一度もしてこなかったグレースが唯一覚悟して選択したのが、子供でも大義でも好奇心でもなく、ロッキーだったってこと
勿論地球がなんとかなるように、エリディアンがなんとかなるように、全てが丸く収まるようにベストを尽くしてはいたけど、食料問題的死を乗り越えさせたのって、エリディアンが云々とはいえ、ただロッキーのためだったよね
それがこの作品ではむしろすごく希望として映ってよかったなって
誰にでもある死にたくない気持ち、それを超越しちゃうんじゃないかってくらいの愛、
それらがひいては世界のためになるということにすごく希望が持てて、
全く科学も何も分からない私でも、愛はあるもんなって思わせてくれた
遠い世界で遠い未来に、「信じるしかない」と言っていた希望が結果的に叶ったことが確信できて終わるのも良い
黙示録の世界の中でも、人類は最終的に希望を失わずに済んだんだということを、こちらにも信じさせてくれる


