休符 "蜜蜂と遠雷(下)" 2026年4月9日

蜜蜂と遠雷(下)
第三次予選の風間塵の演奏が終わった 塵の演奏は彼が実際に自然と触れあって得た 感覚を名曲に反映させる そんな彼の演奏に触れた人たちは 自分の内側に閉じ込めているプリミティブな感性を 自由な外側へ解放したくなる... 塵は“地球の音“を奏でているのだと感じた 塵やホフマン先生が言っている 「音楽を外へ連れ出す」というのは 人間の内側に閉じ込められた音楽を外へ解放するということ だから“自分の型”がしっかりとある審査員ほど 大切な自分の音楽を手放したくないから 塵の演奏に拒絶反応を起こすんだろうと思う 亜夜が塵と共鳴しているのも 元々、彼女は雨音に馬の蹄が奏でるリズムを 感じる“塵と同じタイプ”の人だから... 内に眠る音楽の解放 心が自由に踊り出す地球の音楽 まさに規格外の風間塵だからできることだと 思った。
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