かのうさん "これがそうなのか" 2026年4月10日

これがそうなのか
『これがそうなのか』永井 玲衣 他者との対話や本を通して、〇〇という言葉を哲学で考える本。 町田康の小説『告白』の主人公を思い出した。 こういうことが言いたいのに、何故かこんなことを言ってしまって後悔する気持ち、なんか気持ち悪い感じ、違うなという感じ。なんだか知らないけれど全然思ってもみないことをあえて言ってしまう感じ。 なんでなんだろう? この言葉ってこういう時に使うけれど、本当はこの言葉を使いたくなくて、もっと深みのある言葉を使いたいんだけど、照れだとか、カッコつけたくないという気持ちで上っ面なチャラい言葉を使っちゃうとか。 なんでこの言葉を皆使っちゃうんだろう?って考えたりするのって結構楽しいなと思った。 普通とは。 の章で 母がラーメン屋に行くと必ず 「普通のラーメンください」と言うのを思い出した。 母にとってのそれは、「ラーメン」と書かれた1番安いやつなんだけど、普通って何味?と思う。 ラーメンというメニューがあって、それに塩味と醤油味があった時、そのお店の「普通」って何だろう? あと、本の中に読んだ本や好きな人が潜んでいて嬉しかった。 読んだ本がこの本を連れてきてくれたのか、この本が私の好きな本や人を連れてきてくれたのか。 読書会で選書していただいた本なのです。
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