
502
@502
2026年4月10日

風と共にゆとりぬ
朝井リョウ
読み終わった
時をかけるゆとりが面白かったのでこちらも読んでみた。
第三部の肛門記が特に面白く、入院と無縁の自分には入院エピソードは病院や症状など初めて知ることが多くて、違う視点で読み応えがあるなと思った。
第二部の以下のエピソード出てきた文章が特に刺さり、著者の表現力と高さと言語化の上手さに脱帽した。
・待ち遠しかった夏
『大人になった私たちは、誰かにとっての「待ち遠しい」を生み出す側にまわる』
・夏裁判
『自分以外の誰かから賛美されないと、自分が生きてきた時間を誇ることができない』
・能動的成長期
『受動的な成長期が終わった今、必要か不要かにだなんてとりあえず置いておいて、能動的に何かしらの初体験に手を伸ばすことでしか自分の輪郭は変わっていかない。』