
はな
@hana-hitsuji05
2026年4月10日

絵本スペシャル 3月
ヤマザキマリ,
サヘル・ローズ,
宮崎哲弥,
若松英輔
買った
読み終わった
第1回目100万回生きたねこ
宮崎哲弥の解説(解釈?)がすごすぎて、この人本当にひとの人生や生き死にについて沢山色んなことを考えたんやなと圧倒された。
読んだ人の数だけ受け取るものが違うとは思うけど、もし試験があるならこれが満点なのでは?
私は、ねこが自分の人生を生きていないのは大前提で、だから愛することがどんなことかわからないまま何度も生まれ変わって、初めて自分自身のことを好きになったり、そこから他者を愛したことで、今まで自分に向けられていた気持ちや注がれていたものに気づかされた部分もあったのではないかな〜と解釈してる。
第2回 だれのせい?
この絵本が出版されてからすぐ読んで、その時はなんかもう一つ、もうひとつ何か…って感じだった。多分タイトル的に一緒に思い出された「わたしのせいじゃない」という絵本のインパクトがすごかったからだと思う。
翻訳するって、直訳しては伝わらないその文化圏独特のニュアンスを再現するのが本当に苦労しそう。
「すべては思っていたとおり、とはいきません」の直訳が「全てが見た目通りというわけではありません」だと知ると、後者は星の王子さまみたいな文脈を勝手に感じてしまう。
見えてるものだけが確かなことではない。
思っていたとおり、だと何か企んだり期待したニュアンスで、この後何か不穏なことが起きるの?と感じてしっくりこなかった。
この「思っていたとおり」は、多分「予想」みたいな感じなのかな〜。そうなると後半は「、ではありません」の方がしっくりくるような気がするけどどうなんだろう。翻訳する人すごいな。試行錯誤してるんだろうな。
第3回 ぼくのこえがきこえますか
この機会に初めて知った絵本で、放送時、多部未華子さん朗読も良かった。というか、文章や言葉を長く書き連ねなくても、パワーの強さに身動き取れない。
自分と相手の立ち位置をそっくりそのまま反対にしたら、そこから世界はどう見えるのか。
第4回 おおきな木
原書で読みたくなった。「与える木」という直訳タイトルだったら、多分大人向けになってしまいそう。大きな、という言葉で愛の大きさや懐の深さみたいなものを表現しているように感じた。
ただ、これを母と子どもの物語のようにも感じて、全てを与え尽くし全てを受け入れて受け止めて、最後まで帰りを待ち続けることが果たして最上級の美徳なのか?ともちらりと思った。ひねくれてるのかな。
良い絵本だと思うし、解説者も好きだし、内容も素晴らしかったのだけれど。




