はぐらうり "あのころの僕は" 2026年4月10日

あのころの僕は
すごく繊細で、とても良かった。 小池水音さんはいまとても好きな作家で、いつか芥川賞を獲ると思っている。 5歳のあの頃の僕が、さらに小さいあの頃を必死に思い出そうとし、その5歳当時の記憶を、高校生になった僕が思い出す。その時々の記憶や感覚が、どれも愛おしいものに思える。まだ小さい、まだ今を記憶として残すことすらしないだろう息子がいるおじさんとしては、たまらん。 とても好きな文体。からだのなかにすぅっと入ってくるような。 今作は色が印象的。なんとなく、終わりの青、始まりの赤、なのかなと思った。
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