あのころの僕は

あのころの僕は
あのころの僕は
小池水音
集英社
2024年9月5日
15件の記録
  • muu
    muu
    @maki-1205
    2025年10月10日
    読了。 とても透明で澄んだ言葉の羅列。そして物語。
  • もも
    @riiisako
    2025年10月6日
    小さいころの感受性とか、人をうしなうこととか、いろんなことを思い出したり共感したり
  • muu
    muu
    @maki-1205
    2025年10月6日
  • 八藤
    八藤
    @fujimaki1228
    2025年9月26日
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年9月23日
  • ブラノリ
    @buranori
    2025年9月23日
  • 紙村
    紙村
    @kamimura_
    2025年8月25日
    母を病で失って、いくつかの親戚の家家で暮らす五歳の「僕」が、イギリスからやってきた転入生のさりかちゃんと出会って友情を知り……。やっぱり描写が本当にいいですね……。父と、かつて母といった別荘地に行くところの美しさに記憶が引き出されていく感じ、RPGゲームの主人公と自分が一体になる感じ、子どもが引き裂かれていくときのままならない悲しみ。すべてが適切な、これ以上ない適切な言葉で書かれている
  • ひいろ
    ひいろ
    @hiirokioku
    2025年7月17日
  • Hana
    Hana
    @s12
    2025年6月29日
  • ryo
    ryo
    @mybook12222
    2025年6月21日
    このところインプットしすぎているので大切にしている本を久しぶりにひらく、文章のぜんぶを抱きしめたくてたまらなくなる
    あのころの僕は
  • 鈍獣
    鈍獣
    @whale_in_da_room
    2025年5月25日
  • ソ氏
    @shh12
    2025年4月6日
  • もん
    もん
    @_mom_n
    2025年3月23日
    小池水音さん、やっぱりすごく好きだなあとしみじみ。 p.92 記憶は実のところ脆く、踏みこむたびに景色の一部は曖昧に薄らいだり、反対に無用に鮮明になったりする。みたくもないものに目を瞑り、みたいものだけをみてしまう。それが大切な記憶を少しずつ損ないつづけることだと、頭のどこかではわかっている。 p.122 布団の暗闇のなかで僕はなるべくちいさくなろうとした。からだをかたく縮こめることで、ハミガキのチューブみたいにしてじぶんの一番深い部分にあるものまでそとに吐き出してしまいたかった。空っぽになりたかった。約束も、思い出も、あのすばらしいサンドイッチでさえも全部手放してしまいたいとおもった。だから涙も鼻水もよだれも、もっと出ろ、もっと出ろと唱えた。汚らしく垂れ流したまま、布団に染みこませていった。
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