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2026年4月12日

原子力時代における哲学
國分功一郎
読み終わった
「ハイデッガーを検証するとは我々自身を検証することなのです」(p166)
「放下」を読みながら原子力について著者と一緒に考える講義録。
「原子力の持つ悪魔的魅力というものは、人間が母親のお腹のなかにいたころに抱く万能感と結びついているのではないかと思うのです」(p203-204)
精神分析をヒントに、全能感への欲望を分析する。
「あるプロセスを経て、ゆっくり時間をかけなければ我々は真理に到達できない。だから待つことが重要なのだが、「待つことが重要です」と書いたところで、人は待つことがどういうことか分かりはしない。待つとは何かを知るためには実際に待たなければならない」(p228)
実践を伴ったものだけが哲学だ。





