
yuno_yyxy
@yuno_yyxy
2026年4月11日
流浪の月
凪良ゆう
読み終わった
再読
これで読んだの多分3年振りくらい?
それでもやっぱり9才の更紗の、母と父との満ち足りて刺激的なちょっぴり普通じゃない家族の日常が、焦がれるほどに幸せでさぁ......
あまりにも強烈な幸せの描写が、たったの9ページで描かれてることに驚愕した。
実は読み始めた時に、買うだけ買って未読だと勘違いしてたけど、ここのシーンを読んではっきり思い出したわ。
こんなに印象深い幸いを描けるのは、さすが『汝、星のごとく』を書いた作者だわ
そんな永遠とも思われた日常が脆くも崩れさり、伯母に引き取られてからは、常識の差異・従兄の脅威に晒されることになる。
その頃、公園で出会った19の男子大学生・文だけが居場所をくれた。
2ヶ月間の幸せな避難の日々があったが、それは第三者視点から見れば未成年者誘拐で、程なくして明るみに出てしまう。
性犯罪被害者として認識される青年期を中心に描くこの作品は、根底に周囲が見たがってる事実と現実にあった真実の差異から生まれる苦しみが強く想起されるほどに書かれている。
調べたら第17回本屋大賞受賞してる。納得の傑作。

