

yuno_yyxy
@yuno_yyxy
江國香織をずっと読んでる
人文/SF/ミステリー
- 2026年5月1日
- 2026年4月30日
- 2026年4月30日
読み終わった部長という立場になって、1、2年とはまた異なることを考えないといけない黄前・相談室・久美子の心理描写が丁寧に描かれてるのが良いわ。 進路を悩む久美子の心情のところとか、めちゃくちゃ共感しながら読んでた。 高校の頃、行きたい学部は決まってたけど、大学の時は就職する進路めちゃくちゃ悩んでたから、あの頃を思い出してなぁ......というか今もこの先の人生どうすんのがあるから、それに頭の片隅を占拠されながら読んでもたな。 それと強豪校出身としての実力が諸所で触れられる緑と真由......良い。やっぱり久美子自身と同じ実力を持ってる真由への感情がねぇ〜〜〜〜 サリーと真由への対応の対比がものすごくわかりやすい。 サリーの時は心が離れてしまうことを回避することをちゃんとわかって発言してるけど、真由に対してはやはり自分の感情が強く現れてしまってBad Communication になってしもてるの、難しいところよなぁ。わかる〜〜〜〜〜ってなりながら読んでた。 - 2026年4月29日
- 2026年4月25日
青の炎角川書店装丁室,貴志祐介読み終わった基本ダウナーというか、雨が今にも降りそうな重苦しい曇天の雰囲気と嫌な明るさばかりあって、読んでるときずっと下っ腹がじわじわ痛む感じやったな 倒叙もののミステリーは初めて読んだけど、物語の構成によって読ませ方が全然違うね 先に犯人が誰かわかるし、手口も動機も見えてるけど、何故そこに至ってしまったかで、感情移入してまうし、どのようにしてバレてしまうのかのハラハラもある 読み口が違っておもろいなぁ - 2026年4月23日
誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選大森望,野崎まど読み終わった10作のファーストコンタクトものSF作品。 ちまちま読んでたけど、10人もの作者の小説が一本で読めるの、贅沢すぎる。 小川一水の『コズミックロマンスカルテット with E』がおもろかったな 種族も異なる4体の生命体による、結婚とそれにともなう価値観の話で、ドタバタラブコメすぎてよかった 10作通じて、遥かなる超高度技術や文明も様相も異なる生命体と遭遇したとき再考される人間の価値観、が味わい深くて面白い。 - 2026年4月18日
レテの汀雛倉さりえ読み終わった帯の言葉に惹かれて手に取った作品。 初めて読む方の作品で、読んでる最中にずっと感じてたのは、そのシーンの情景描写がとてもありありと思い浮かぶなぁ、というもの。 ブラインドから室内に刺す陽光、与那国島を巡っているときに見える蘇鉄やアダンの旺盛な緑、柑橘系の香水や食事の匂い...... なんだか自分もその場にいるような感覚がして、何故か自室にいることに違和感を覚えてしまうくらい、明瞭に感じていた。 亡き母の故郷の与那国島まで、まるで巡礼の旅かのように向かう主人公・柑と甥の伊吹の歩みに同行できたようで、どこか救いを得たような気がした。 - 2026年4月16日
know野崎まど読み終わった野﨑まど作品で一番難解かもしれん。 何を摂取して知って、自己組織化して秩序化すればこんな果てしない話を考えられるのか? 一応システムエンジニアの端くれではあるから、超高度な情報化が発達した本作品の社会の基底クラスの話は解らんこともなかったけど、主人公である御野・連レルを世界が変わる四日間に誘う少女との出会いからは追いつくのに必死。 『知ること』とは? 今時点よりも遥かに先の超高度演算処理能力に依って探求しようとするSF作品である、と今はタグ付けしておく。 - 2026年4月15日
言語化するための小説思考小川哲気になる - 2026年4月15日
夜空に泳ぐチョコレートグラミー町田そのこ読み終わっため、名作すぎる〜〜〜〜〜!!!!!! 町田そのこの作品は、章ごとに登場人物が変わるが、これまでに出てきた人物が何らかの形で関わっている直列群像劇のような物語が多い。 その作風がまさかデビュー作から遺憾無くその重厚さを発揮しているとは......! 本作は5篇の連作短編集で、どれも「ここ」と「ここではないどこか」で生きていくことが描かれており、バリエーション豊かに人物たちが「生きて」いる。 俺はその中でも特に「溺れるスイミー」が刺さった。 「ここ」では息ができずに衝動的に「どこか」へ行ってしまった亡き父の性状をその身に宿した唯子。 同じ気質を持つ宇崎くんと出会い衝動が疼きだすが、「ここ」にいることを選んだ母と離れるのか? 多分俺はどっちの思いも抱えていて、生まれた土地に根を下ろすことは一生ないだろうが、それでもまだ見ぬ「どこか」に定住したい思いもある。 自身の抱く衝動と対面して、自分はどうしたいかを問いかけさせてくれる作品だった。 まじでよォ〜〜〜、町田そのこ、すごすぎる(2ヶ月振り3回目) 4/14,15 - 2026年4月14日
小説野崎まど読み終わった再読「書くこと」を止めなかった山中すてらを主人公とする原田マハの『晴れの日の木馬たち』を読んだから、 「読むこと」を真正面から書いた本作を読みてぇ〜〜〜となり再読した。 最後の1ページ(勿論それまでに積み上げられた話があるが)のために書かれたような小説だなぁと唸った。 小説を読むって楽しいなぁ、と思わせてくれる体験ができる贅沢な作品。 こんなん読んでしまったらすぐ次読みたい『小説』の表紙開いてまうがな! 4/13,14 - 2026年4月11日
誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選大森望,野崎まど読んでる野﨑まど『第五の地平』を早速読んだ。 時は13世紀、人類の宇宙進出が加速的に進む中、見果てぬ宇宙空間に広がる草原の上に、チンギス・ハーンが立っていた。 状況を説明するとこうなるが、なんとぶっ飛んでることか。にやにやしながら読んでた 本書は人類の本能とも言える、「移動する」こと、それもより遠くを希求しているチンギスと按達(盟友)ボオルチュの対話主体で進む。 テーマは、"目指すべき遠き地、つまり第五の次元" 四次元に存在する人類にとっては確かに未知との遭遇で、『ファーストコンタクト』をこうも巧みに解釈できるのは流石の野﨑まど - 2026年4月11日
- 2026年4月11日
流浪の月凪良ゆう読み終わった再読これで読んだの多分3年振りくらい? それでもやっぱり9才の更紗の、母と父との満ち足りて刺激的なちょっぴり普通じゃない家族の日常が、焦がれるほどに幸せでさぁ...... あまりにも強烈な幸せの描写が、たったの9ページで描かれてることに驚愕した。 実は読み始めた時に、買うだけ買って未読だと勘違いしてたけど、ここのシーンを読んではっきり思い出したわ。 こんなに印象深い幸いを描けるのは、さすが『汝、星のごとく』を書いた作者だわ そんな永遠とも思われた日常が脆くも崩れさり、伯母に引き取られてからは、常識の差異・従兄の脅威に晒されることになる。 その頃、公園で出会った19の男子大学生・文だけが居場所をくれた。 2ヶ月間の幸せな避難の日々があったが、それは第三者視点から見れば未成年者誘拐で、程なくして明るみに出てしまう。 性犯罪被害者として認識される青年期を中心に描くこの作品は、根底に周囲が見たがってる事実と現実にあった真実の差異から生まれる苦しみが強く想起されるほどに書かれている。 調べたら第17回本屋大賞受賞してる。納得の傑作。 - 2026年4月11日
晴れの日の木馬たち原田マハ読み終わった主人公おすてちゃんこと、山中すてらの"小説を書く。書いて、書いて書いて、書くことをやめない"生き様を描いた作品。 すてらを温かく先導してくれる人々との幸運な出会いと別れもさることながら、小説と絵画という媒体は異なるが見た者の心を動かす芸術の咀嚼が、どこまですてらを連れていくか......読む手が止まらんかった。 作中での出来事を文士・山中すてらの文体で描くのも要所要所で表れるのは、彼女の足跡に同化して読者の誰もがすてらが書いた小説を読みたいと思わせるやろうな。 4/10,11 - 2026年4月10日
ある行旅死亡人の物語伊藤亜衣,武田惇志気になる買った - 2026年4月9日
- 2026年4月3日
都市伝説解体センター 断篇集円居挽,宮本深礼,尾北圭人,日部星花,月並きら,『都市伝説解体センター』(墓場文庫)読み終わった第5話のジャスミン回、原作をクリアして読むと節々にクリア済みのプレイヤーがにやりとできる描写がありよき - 2026年3月31日
星を継ぐもの【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿読み終わった1977年に出版!?現代で出版されたとしても遜色ない傑作では!? ゴリゴリのハードSFもさることながら、やはり主人公・ハントが地に足がつかない宇宙にて心の拠り所とするものの大きさに思いを馳せるシーンが刺さった。 人間が扱うにしてはあまりにも厖大すぎる宇宙......そこに挑むSFはやっぱりオモロい。 しかも続編が5作品もある! 3/30,31 - 2026年3月23日
2 新装版野崎まど読み終わったおそらく野﨑まど節が最大限に発揮されたのであろう作品。 本作のタイトルは『2』でなければ成立しない内容だった。 いやホント、他の野﨑まど作品を読んでたから、期待から外れてしまったらどうしよう......という杞憂があったから長く読めてなかったけど、遺憾無く野﨑まどをぶつけられたから、安心して読んでほしい。 それも、あとがきまで必ず。 本作は野﨑まどの読者に向けた、人類の進化の遠大さにも等しいラブレターです。
読み込み中...