
しお
@sio_oitoma
2026年4月12日
カフェーの帰り道
嶋津輝
読み終わった
大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。
この文言と直木賞の書評に引かれて購入。
カフェーの女給一人ひとりをピックアップしながら紡がれる連作短編集だったけれど、
……じんわりと、身体に染み込むような物語だったな。劇薬のような面白さはないけれど、
優しく身体に染み渡る漢方みたいな効き目はある。
人には何面もあるし、一人ひとりに物語がある。
読み手の想像力に委ねられる作品かなと思ったし、今の時代だからこそ書くべき必要があって書いたなと感じる話だなと思いました。
