ぬ井(3匹のペンギン文庫) "キャラメル工場から" 2026年4月9日

キャラメル工場から
キャラメル工場から
佐久間文子,
佐多稲子
戦前、戦中、戦後。歴史に名の残らない市井の人々の暮らしや心情が、冴えた筆致でありありと浮かび上がる。 貧しくとも楽しいおでかけの道中で、パンスケに堕ちた同級生を見かけてしまう「薄曇りの秋の日」の、なんとも言えないやるせなさとか、どれもご都合主義の真逆で、悲しみや怒りを抱えて終わったり、ほんの少しの希望がにじんでいたり、ままならなさを描いている。容赦なく人生だ。
キャラメル工場から
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