キャラメル工場から
40件の記録
imo@imoimo2026年9月28日読み終わったどうしてこんな傑作を残した作家を今の今まで知らなかったのか 己の無知もあるだろうが、学生時代に学ぶ文学史が極端に男性作家に偏っている事に改めて気付かされた 「戦争が始まると自分の身に何が起こるか」「自分はどう振る舞い、それを受けて他者はどう反応するか」、自分の属するコミュニティ、隣近所、職場で子供じみたいじめあいが連鎖し続ける それは戦争が終わったとしても多大な影響を及ぼす 地獄は戦地だけでなく銃後にもある 加害した挙句「当時は仕方なかった」などというくそみたいな自己正当化をする未来は絶対に嫌なので広く読まれてほしい

てぬ@c_tenu2026年8月23日読み終わった読み終わるのに、時間がかかってしまった。 海外のフェミニズム小説なんか比じゃなく、現実がずっしり胸の上に乗ってくる。ゆっくりゆっくり、息苦しくなって、これ以上読み進められない。となる。 それの繰り返し。

ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2026年4月9日読み終わった戦前、戦中、戦後。歴史に名の残らない市井の人々の暮らしや心情が、冴えた筆致でありありと浮かび上がる。 貧しくとも楽しいおでかけの道中で、パンスケに堕ちた同級生を見かけてしまう「薄曇りの秋の日」の、なんとも言えないやるせなさとか、どれもご都合主義の真逆で、悲しみや怒りを抱えて終わったり、ほんの少しの希望がにじんでいたり、ままならなさを描いている。容赦なく人生だ。


しき@syiki2025年11月15日読み終わった少女の頃からの労働や、プロレタリア文学の書き手であること、戦地を慰問したこと、それから友人、同志との交流など・・・自身の経験に深く根ざした作品たち。現実と創作の間をぬうように感情がながれる。自己批判や内省をふくみつつ、過去の自分たちを見つめ直しているような視線が、やさしく哀しげ。 『女作者』『虚偽』など、戦地へ作家として赴き兵士たちに聞いた話を作品にするという、戦争協力といえる立場の心境を描いたものが印象に残る。 「隠れ蓑を着たつもりのまんまで、自己を失ったことに気づかず、軍指導者の要求を果したのである。」
たご@clan_19672025年9月24日読み終わった『虚偽』という作品が印象深い。 戦争へと吹き荒れる世論の中で、隠れ蓑を着たつもりで戦地に赴いた彼女。時局に迎合したつもりなど毛頭なかったのに、後の世からは、戦争協力だと罵られる。書いたのは純粋に、その地の兵隊たちに心が動かされたからであったのに。 けれども、世間に流されてはいなかったと、本当にいえるのか。虚偽を着て戦地に行ったと思っていたが、その心こそが虚偽ではなかったか。 静かに苦悶する文体が切ない。


ユウキ@sonidori7772025年5月10日買った読み終わった弱者に寄り添った社会運動や、結果的に戦争に加担してしまった経験が反映されていて読み応えがあった。プロレタリア文学、あんまり読んだことがなかったけど佐多稲子もっと読んでみたい。


りな@mesa05231900年1月1日読み終わった@ 自宅表題作の「キャラメル工場から」もよかったし、「水」もすごく良かった。でも一番好きだったのは「怒り」。カフェーの女給をしてる若くはない主人公が、馬鹿にされたことにちゃんと怒っているのがよかった。若い人に気を遣いはしても、人としての誇りはちゃんと持っていて好きだった。





























