すずめ
@Suzumeme
2026年4月12日

潤一
井上荒野
読み終わった
前回遠出のお供として何篇か読んで以降全く読めてなかったけど、やっぱり今回もお供として。
あれだけ印象深い人物として描かれているのに、読んでいる時に潤一がどんな顔なのか(実在の俳優に当てはめてみたり、昔見た何かの断片だったり)、作中描写されてる藁色の髪と体格や衣服以外のイメージが1つも全く思い浮かばなくて、束の間の夢みたいな蜃気楼みたいな男だなあと思った。
最後潤一の独白で、足が勝手に動く・考えていることと行動が一致しない(超絶意訳)ことについて書かれていたけど自分にも身に覚えがとてもあって、読んでいて1番共感してしまった。ただしそれはもちろん一般には理解され難く、意味が分からない人として社会にはマイナスとして受け止められてしまう。潤一のようにそれすら魅力として形容されるのはやっぱり生まれ持った性質なのかなあ。
