
ayumi
@a__2706
2026年4月13日
私立探偵マニー・ムーン
リチャード・デミング,
田口俊樹
読み終わった
タフガイの探偵が名推理を披露する、正統派ハードボイルド中編ミステリ集。
ワクワクするミステリを読んだ!
主人公のマニー・ムーンは、戦地で右脚を無くした元プロボクサーの私立探偵(過去の喧嘩が原因で醜男)。もうこの時点で要素盛り盛り。
死が目の前にいるようなピンチも、持ち前の腕っぷしで華麗に切り抜ける。かっこいいアクションに感心していると、本格ミステリの探偵のように「関係者を集めてくれ」と謎解きをはじめる。ギャップすご!
ハードボイルド小説の「哀愁・悲壮感漂う」「銃や拳で解決」というイメージが苦手だったので少し心配していたけれど、良い意味で裏切られた。
ライバルのウォーレン・デイ警視や元婚約者のファウスタ・モレニたちも、良いキャラクターで、マニーとのやり取りが面白くて楽しい。
今作でリチャード・デミングのファンになったけど、残念ながら既に故人で新刊が出ることはない。
このミス海外編第1位になったので、ぜひとも既刊の翻訳が進んでくれたらと思う。