
jyue
@jyue
2026年4月14日
わたしを離さないで
カズオ・イシグロ,
土屋政雄
読み終わった
読書日記
4月某日
急きょ予約が取れたので、朝から小走りで病院へ行く。道中、何匹かクマン蜂がいて、恐々と逃げながら進んだ。ひんやりとした空気のなかにぬるい風、もうこんなに近くへ春が来ていたのかと驚く。病院では優しいひとたちの優しさに直接触れた。もう少しだけがんばってみようという気になった。優しさは、身体の奥底で、持続する。
少しずつ本が読めるように、戻ってきた。積読していた『わたしを離さないで』を読む。とてつもなく良い。とんでもないものをわたしは読んでいる、と思いながら読む。久しぶりに「読書っていいよなあ」という根本的なことを思い出させてくれる本かもしれない。カズオイシグロは長編が8作品しかないということで、ちみちみ読み進めている。読み終わりたくない、もったいない、ずっと読んでいたい、ただし時間は残酷にも有限。









