
Corps Revive
@btbjpcp
2026年4月14日
傷のあわい
宮地尚子
読み終わった
「あわい」という言葉を知らずに読み始めた。
そしてまえがきにて、早速その疑問は解き明かされた。
漢字では「間」と書く。そう思えば、何ら難しいことはない。
本書では様々な「あわい」が取り上げられる。それは総称すれば「傷」に関連するのだが、文化人類学でいう「リミナリティ」に合致する、様々な「あわい」が登場する。そしてその派生として「通過儀礼」についての言及もある。
大学時代に受講した宗教人類学の講義を思い出さざるを得ない。
しかし彼女の文章は心地よい。本質を突きつつ、決してそれには棘がない。寧ろ柔和だがクリティカルである。
