
okabe
@m_okabe
2026年4月14日
ヴァージニア・ウルフ エッセイ集(1003)
ヴァージニア・ウルフ,
片山亜紀
読み終わった
エッセイをもとに小説が書かれていたり、エッセイの中で語られるウルフ自身の考えが、小説の中の登場人物の内的独白として書かれていたりしている。エッセイを書くことが、創造の種を蒔くという意味でも重要な営みであったことが想像できる。
「ベネット氏とブラウン夫人」
物質的な環境ではなく、人物の内面を突き詰めなさいというメッセージ。モダニズム文学の在り方を示す。
「病気になるということ」
病気になることで得られる特別な時間と感性。理性が影を潜める代わりに、本能が研ぎ澄まされる、神秘的な体験。
「ロンドン散策——ある冒険」
ウルフと一緒にロンドンを歩いているような気分になる。このエッセイを読んで夜の街に出たら、世界が輝いて見えそう。
「女性にとっての職業」
家庭の天使を殺し、彼女自身が残る。でも彼女自身とは。男達は女性から彼女自身を奪ってしまった。
「傾いた塔」
かつての階級はなくなったが、資本主義の中で新たな階級が生まれている。これからの小説の行方は・・・。



