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okabe
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@m_okabe
  • 2025年11月9日
    森の生活 下
    森の生活 下
    湖の水の色の変化、アリ同士の争い、森に響くフクロウの鳴き声、湖面に張った氷が溶けていく様。著者の自然に対する感受性の高さは、彼の人生観を豊かにした。そして、読者である私たちの人生観をも豊かにしてくれる。
  • 2025年11月8日
    GOAT
    GOAT
    乗代雄介「北見から」 既存の作品に着想を得て、新たな作品を生み出し、登場人物にも新たな物語を与える。小説には無限の可能性が秘められている。 金原ひとみ「BOOM BOOM TAIPEI」 著者のエッセイを読むのは初めてだった。小説の時と文体が近いので、金原ひとみが主人公の小説を読んでいるようだった。
  • 2025年11月6日
    GOAT
    GOAT
    安壇美緒「そんなに好きってわけでもない友達」 遠慮がなくてウザくて、でも憎めなくて、いないと少し寂しくて。心に深い爪痕を残していったミミ様。 八木詠美「ガマズミの花」 幽霊の存在を介して夫婦関係のささくれを描いているのがとても面白い。花言葉は幽霊から夫に向けて?それともわたしから夫にむけて?
  • 2025年11月5日
    GOAT
    GOAT
    戸田真琴「かつて私のものだった男の子たち」 "明るい""眩しい"という言葉がこれほどずっしり重く感じられる小説を読んだのは初めてで、面食らってしまった。 佐原ひかり「出せなかった手紙」 切ねえよ。 彩瀬まる「出せなかった手紙」 実話なのかな。 高遠みかみ「手紙に味なんていらない」 最後に主人公が書く、悪意とユーモアと愛に満ちた手紙が最高。 丸山春乃「チキンピアノ」 切なさと嬉しさが混ざっている。言葉以上に優しさが伝わるチキン。
  • 2025年11月2日
    GOAT
    GOAT
    チョン・ヨンス「未来のかけら」 母の人生にあったはずの無数の可能性。その可能性と現実とのギャップに絶望したのか、可能性を完全に諦めたかったのか、もっと複雑な感情が渦巻いていたのか。
  • 2025年10月30日
    GOAT
    GOAT
    朝吹真理子、小佐野彈、高瀬隼子、スケザネ、野口あや子「軽井沢で愛を詠む」 短歌が"動く"過程や、読み手が自由に解釈をする様が面白くて、まんまと短歌に興味を持ってしまった。
  • 2025年10月30日
    森の生活 上
    森の生活 上
    資本主義社会とは距離を取り、森の中で家を建て、畑を耕す。孤独を楽しみながらも、交際はそこそこあり、たまに村へも出かける。こんな生活に憧れるような憧れないような。
  • 2025年10月29日
    フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』 2021年2月
    前に読んだ時は何となく「差別意識の内面化」についての本という印象だった。しかし改めて読んでみると、その背景には植民地主義が色濃く影響している。 黒人差別と聞くと、アメリカでの白人警官による黒人殺害のイメージが先行しがちだが、ヨーロッパによるアフリカの植民地化がもたらす差別にも目を向けなくてはならない。
  • 2025年10月27日
    GOAT
    GOAT
    パク・ソルメ「ポルト」 読んでいて、韓国の街並みと人間模様がありありと目に浮かび、想像が段々と現実味を帯びてくるようだった。
  • 2025年10月26日
    GOAT
    GOAT
    冲方丁「終末の愛」 書き出しと結びが印象的だった。話の内容は終末モノ海外ドラマの第1話的な感じ。 アフロ「愛はどこから」 批評性を捨てたあなたのエッセイを、私は批評性を持って読んでいます。ごめんなさい。
  • 2025年10月26日
    星沙たち、
    星沙たち、
    楽曲と同じように、静謐で幻想的な世界観。エッセイを読んでいるのだけど、マジックリアリズム小説を読んでいるかのような感覚だった。装丁、挿絵も素敵。
  • 2025年10月20日
    GOAT
    GOAT
    西加奈子「ディヴァイン」 「自分を愛する」でもなく「あなたを愛する」でもなく、「愛がそこにあるだけ」って今まで考えもしなかった。新しい感覚。
  • 2025年10月19日
    GOAT
    GOAT
    塩谷舞「不自然な愛の形」 それが愛かどうかは当事者が決めること。第三者からの愛の定義の押し付けはプレッシャーになる。 麻布競馬場「違う海にいる」 文章にはなっていない、木村と松島との間の淡い、もしくは濃過ぎる愛がある気がする。 島本理生「愛することを知らない子は」 倫理から逸脱した性愛が溢れた世界で、一人の詩人の存在が支えとなって、でもそれも倫理から逸脱した性愛に向かっていて。 町田そのこ「わたしの愛おしいもの」 かわいいも愛だね。”可愛い”と書くものね。息子くんもかわいくて愛おしいね。
  • 2025年10月18日
    GOAT
    GOAT
    芦沢央「念のため」 浩介の父が母に黙っているのも愛だし、真希子が浩介に黙っているのも愛かもね。
  • 2025年10月18日
    ポストフェミニズムの夢から醒めて
    既存のフェミニズム観を揺さぶるような本だった。 現在広く認識されているフェミニズムは、ネオリベラリズムに利用されたポストフェミニズムであり、女性は競争を強いられ、エリート女性のみが称賛される。その中で、フェミニズムが本来変革を目指すべき社会構造そのものは不可視化される。 ミクロの変革を飛び越えてマクロの変革を起こすことは可能だろうか。具体的な方法は見えない。
  • 2025年10月17日
    GOAT
    GOAT
    市川沙央「音の心中」 主人公は生活の為に愛のない文章を書いているが、愛のある文章を書くことを渇望している。著者は間違いなく、愛を持ってこの小説を書いている。 ワクサカソウヘイ「二番目のアイスを教えてください」 アイスはあまり食べないけれど、チョコなら答えられる。本命はキットカット オトナの甘さ、二番目はラミー。
  • 2025年10月15日
    GOAT
    GOAT
    チョン・セラン「私たちは愛を失ったことがあるだろうか?」 愛についての哲学的考察。いくら分解しても分解しきれない純粋な愛が、果たしてあるのか?
  • 2025年10月15日
    インディアナ、インディアナ
    インディアナ、インディアナ
    ノアは強い喪失感を抱えながら、絶望の先で今を生きている。しかし、大切な記憶があるからこそ、その中で今を生きられているのだと思う。 読んでいて、悲しみとともに生きていくことは悪いことではないよと言われている気がした。
  • 2025年10月14日
    GOAT
    GOAT
    小川哲「嘔吐」 愛も過ぎると狂気/凶器になるね、悲しいね。
  • 2025年10月11日
    やし酒飲み
    やし酒飲み
    春とヒコーキぐんぴぃがおすすめしていたので読んだ。暇を持て余した神々の遊び、「私だ」「お前だったのか」の世界観。モンスターエンジンで例えてしまったけれど、どちらかというとランジャタイや天竺鼠のネタを見ている感覚に近い。感想が芸人だらけになってしまった。
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