
こばりゅう
@kobaryu
2025年3月17日

死ぬまで生きる日記
土門蘭
また読みたい
心に残る一節
感想
@ SPBS TOYOSU
まもなく閉店してしまう、SPBS TOYOSUで見つけた本。
"本当のことを書きたい、といつも思っている"、という書き出しから惹きこまれた。
"「本当のことを書く」とは、正直であることとは少し異なる。事実や感情をそのままさらけ出すというよりは、事実や感情をできるだけ素直に差し出すという感じだろうか"
僕もそうありたいなぁ、と思う。
いろんな感情の存在を認めてくれる本だと感じた。そして、いろんな感情の存在を認めて、包んで、少しずつ前に進んでいく(螺旋的な変化、という言葉もあったけれど)、温かさのある本だと感じた。
11章からの展開、そして最終章から新たな物語りが始まるような文章に、なんだか心に響く小説に出会ったときと同じ読後感がありました。


