死ぬまで生きる日記

115件の記録
- かにまる@kanimaruko2025年3月21日読み終わったまた読みたいReadsで今作が流れてきたとき、「きっと今、私にはこの本が必要だ」と思い、すぐに購入。 カウンセリングの中でRさんから発される言葉はあまりにも私自身の言葉のようで苦しくなった。強くなったり弱くなったりして現れる漠然とした不安や恐怖心が嫌で、いっそ死んでしまえたら楽なのに、と思っていることを誰にも言えないまま何年も生きている。 この本を読み始めた時、同じだ、救いだ、と思うと同時にその状況をなんとかして変えたいと動くことが出来たことを羨ましくも思った。けれど読み進めていくうちに、一緒にカウンセリングを受けているような気持ちになり、羨ましいと思う気持ちは薄くなっていった。「死にたい」という気持ちを別の言葉で言い換えるなら?という問いが印象に残っている。きっと私の中での「死にたい」は「安心したい」なのだろう。不安や恐怖を感じない、安心して生活したい。それに気が付けたことが私はとても嬉しかった。 またどうしようもない不安に襲われてしまった時は、この本を読もう。私にはまだまだ読みたい本があって、こうして感想を書いている時間は安心していられるから。
- 海老塩@ebi_salt2025年3月21日読み始めた読書日記昨日、寝る前に読み始めた。 読みながら、私自身もカウンセリングを受けている様な気持ちに。 こころの中で、「うん、うん...」と頷く様な気持ちで読んだ。 普通の人は死にたいと思う事は無いと最初の方に書かれていて、漠然と死について考えてしまう私にとっては、「思う事のない人の感覚はどういうものなんだろう、急に不安や怖い気持ちに襲われて負けてしまいそうな時はどう言う風に気持ちを処理してるんだろう」と考えていた。 まだ読み始めた所だけれど、自分の普段蓋をして奥底に閉まっているこころの部分に触れようとすると、勝手に涙が溢れてしまうのはとても分かるなと思った。 引き続き読み進めて行きたい。
- こばりゅう@kobaryu2025年3月17日また読みたい心に残る一節感想@ SPBS TOYOSUまもなく閉店してしまう、SPBS TOYOSUで見つけた本。 "本当のことを書きたい、といつも思っている"、という書き出しから惹きこまれた。 "「本当のことを書く」とは、正直であることとは少し異なる。事実や感情をそのままさらけ出すというよりは、事実や感情をできるだけ素直に差し出すという感じだろうか" 僕もそうありたいなぁ、と思う。 いろんな感情の存在を認めてくれる本だと感じた。そして、いろんな感情の存在を認めて、包んで、少しずつ前に進んでいく(螺旋的な変化、という言葉もあったけれど)、温かさのある本だと感じた。 11章からの展開、そして最終章から新たな物語りが始まるような文章に、なんだか心に響く小説に出会ったときと同じ読後感がありました。
- ももり@sgn2282025年3月7日読み終わった感想読書日記この本に出会うために生きてきたのかと思った。幸運にも、私の周りには私と同じような感覚を持つ友人がいて、その人たちと毎日言葉を交わして日々をやり過ごしている。人は確かに誰しも究極には独りだけど、自分の感情を受け止めてくれる誰かがいることは救いだと思う。マザーリング、認知行動療法等、ひとりで実践できる解決策は大事なお守りだけど、やっぱり人は他者と交わることで生きていけるんだろうなあと思った。それがとても厄介に感じることもあるけど、著者と本田さんの関係は希望のように見えた。
- ふるえ@furu_furu2025年3月5日読み終わったカウンセラーとの対話を通して自分の「死にたさ」に向き合っていく著者の文章を読みながら、読者である自分の気持ちについても考える時間となった。 作中で触れられている熊谷晋一郎さんの言葉が頭に残っている。
- Rie@rie_bookdam2025年3月1日かつて読んだ蘭さんの本に何度救われたことか。「Rさんは...」の言葉を読むたびに、(イニシャルが同じこともあって) 自分ごとのようにカウンセラーさんの言葉を受け止め、読ませて頂きました。
- しおみん@eriko_cc2024年8月16日読み終わった借りてきたカウンセリングをする人、カウンセリングを受け続ける人の両方の立場で読んだ カウンセリングをする人の立場で、クライエントがカウンセリングを受ける前、受ける過程、終わりを迎えたときの気持ちの動きを、たった一例であったとしても教えてもらえた一冊だった
- 白川みどり@midorishi_2024年5月9日かつて読んだ私はきっと彼女にとって「地球人」で、けれど私もまた別の星から来た「宇宙人」であり、そうやっていろんな星で生まれた人たちが地球で暮らしているのだろう。カウンセリングを通して浮かび上がるその心象風景は、私にとっても希望だった。
- ありた@ari_my2024年2月27日かつて読んだ去年読んでとても助けられた気持ちになった本。カウンセリングを受けた話を通じて自身の思考のくせや出来事をひらいていく土門さんの文章に、自分を重ねながら読んだ気がする。