
shiori
@shiori_417
2026年4月15日
無機的な恋人たち
濱野ちひろ
読み終わった
久しぶりに、読んでいてページを繰る手が止まらない本だった。
読んでる間中、自分が知らなかった世界を知る面白さと、知的好奇心とを刺激されっぱなしだった。
デリケートな内容も含むテーマだけど、「愛とは何か、セックスとは何か」という人間の根源的な問いに根ざしていて、読みづらさはなかった。
著者の濱野さん自身の辛い体験から立ち上がった問いであり、その答えを探す真摯な姿勢が内容にも反映されているからだと思う。
ドールの夫たちは人形に自分の内面を投影しているのでは、という話は、積読している『「推し」の科学』でのプロジェクションの話とも関わっているのでは?と思ったので、あちらも読まなくては。
一般的な性愛規定から外れた欲望を抱く人々、という面では、そのまんまだけど朝井リョウの『正欲』を思い出す。こちらも再読しようかな。
少し前の映画だけど『ラースとその彼女』もラブドールを愛する男の人の話だったよな…と思って調べたら、主演ライアン・ゴズリングだったんだ!(プロジェクト・ヘイル・メアリー映画でライアン・ゴズリングフィーバー中)
全然気づいてなかった!観てみようかな…
同じ著者の『聖なるズー』も購入したので、続けて読みます。
