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@yh
2026年4月14日

燃える日本列島
来栖良夫,
永井潔
読み聞かせ
少し読んだ
古本
寝る前
@ 自宅
宮下全司「避難列車」を読んだ。
都内から群馬県に疎開することになった一家が、そのための移動手段である列車をつかまえるべく、東京駅、赤羽駅、鶯谷駅、上野駅、大宮駅とたらい回しにされる。ようよう大宮駅で、信越本線列車がホームに停車しているのに出くわすのだが、超満員で乗れない。その様子を見たある暴力的なおじさんが、ホーム側から窓ガラスを叩き割って、ボックス席にすでに座っている人たちに罵声を浴びせかけ、その席に立たせたりして、まだ乗れない人たちを無理矢理乗れるようにしてくれたという。正しい暴力の使い方を見た、というようなことが書いてある。そしてそのおじさんは、手と顔を血まみれにして、列車に乗らずホームに残っていたという。ぼくは、その人にお礼に手を振ろうとしたが、それができるような空間的余裕もなかった。