bibliophilephile "予告された殺人の記録" 2026年4月15日

予告された殺人の記録
予告された殺人の記録
ガブリエル・ガルシア=マルケス
30年以上前に日比谷で観た映画の原作。 あの頃は私にとっての映画の黄金時代。この作品は割と大きな映画館で上映されていたけど、あちこちのミニシアターに出かけたっけ。いつまでも心に引っかかっている作品は多いけど、これもその一つ。 映画で感じた色、匂い、温度が、小説を読んでいてもむせるほど。 毒気にあてられたまま映画館を出たけれど、30年以上経って小説を読んで、一番印象的だったのは開封されない手紙のエピソード。 共同体の記憶であると同時にそれぞれの人生を感じた。
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